特許
J-GLOBAL ID:200903082169133141

連続鋳造における吹き出し検知方法及びそのための装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 角田 嘉宏
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-197602
公開番号(公開出願番号):特開平9-099351
出願日: 1990年03月14日
公開日(公表日): 1997年04月15日
要約:
【要約】【課題】 連続鋳造鋳型の底部において、溶融金属の吹き出しの起こる可能性を正確に予測し得る方法を提供する。【解決手段】 端部壁33,33、側壁39,39、開放上方端部21、及び開放下方端部22を有する連続鋳造鋳型20に、垂直的に離間して水平に配置された複数の内部冷却チャネル23,23を設ける。この内部冷却チャネル23,23のインレット24、及びアウトレット25に於ける冷却液の温度を測定することによりピークMHTR、或いは、ピーク温度差位の位置を求めると共に、溶融金属レベルを装置38により測定し、ピーク位置と溶融金属レベルとの間の距離の増大により、溶融金属の吹き出しの起こる可能性を正確に予測する。
請求項(抜粋):
溶融金属が、壁面、上方端部、開放下方端部、及び事前に決定された寸法を有する垂直的に配置された液体冷却鋳型を通して下降し、引き出される鋳造金属シェルを成型するための連続鋳造方法であって、前記シェルより、前記鋳型の下方端部において、溶融金属の吹き出しの可能性を予測するための方法であって、該方法が下記のステップ、すなわち、鋳型の上端に関連して、該鋳型内の溶融金属レベルの位置を継続的に測定し、鋳型の上端に関連して、鋳型内のピーク温度の位置を継続的に測定し、(a)前記ピーク温度位置と、(b)前記溶融金属レベル位置との間の垂直的距離を継続的に測定し、前記垂直的距離の実質的な増加を検知するために、前記垂直的距離を継続的に監視し、さらに、前記垂直的距離における実質的な増大の検出に基づいて、溶融金属の吹き出しの可能性を予測するステップからなる溶融金属の吹き出しの可能性を予測するための方法において、前記上方鋳型端部と下方鋳型端部の間の位置において複数の垂直的に離間し、水平的に配置された冷却チャネルを前記鋳型に配設し、さらに、該チャネルの各々を介して、冷却液を循環させることを特徴とする溶融金属の吹き出しの可能性を予測するための方法。
IPC (2件):
B22D 11/16 104 ,  B22D 11/16
FI (2件):
B22D 11/16 104 R ,  B22D 11/16 A
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 特開昭61-289954
審査官引用 (1件)
  • 特開昭61-289954

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