特許
J-GLOBAL ID:200903082170779810

被センシング物質の差動検出方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石黒 健二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-084091
公開番号(公開出願番号):特開平5-288672
出願日: 1992年04月06日
公開日(公表日): 1993年11月02日
要約:
【要約】【目的】 非特異結合、サンプルの物性、温度等の影響を補償し、センシング物質と被センシング物質との反応を時間経過に従って観察する事ができ、且つ、手間やコストが著しくかからず、正確にサンプル液中の被センシング物質を検出することができる被センシング物質の差動検出方法の提供。【構成】 金薄膜を上面に膜付けしたガラス板をマッチングオイルを用いてプリズム本体の底面に貼着し、ビームスプリッタ2により分割された通過光211、反射光222を所定入射角でもってリファレンス部R及び抗体を固定したセンシング部Sに入射させ、血清を展着させる前と後との、演算器9の電気信号(Is-Ir)/Imの変位に基づいて抗原を検出する。
請求項(抜粋):
プリズムの一端面に金属薄膜を膜付けするか、プリズムの一端面に貼着したガラス板の表面に金属薄膜を膜付けし、該金属薄膜上にセンシング物質を固定したセンシング部と固定しないリファレンス部とを有する、表面プラズモンバイオセンサを用い、単一光源から放射されるP偏光の単色光ビームをビームスプリッタにより分割するとともに、これら分割ビームを所定入射角でもって前記センシング部とリファレンス部とに入射させ、被センシング物質を含有する可能性のあるサンプル液を前記センシング部とリファレンス部とに展着させ、展着させる前と後との、前記センシング部とリファレンス部とで反射した各反射光の強度差の変位に基づいて前記サンプル液中の被センシング物質を検出する、被センシング物質の差動検出方法。
IPC (2件):
G01N 21/27 ,  G01N 21/55
引用特許:
審査官引用 (8件)
  • 特開昭62-254039
  • 特開昭57-106816
  • 特開昭57-128811
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