特許
J-GLOBAL ID:200903082173186357

自動利得制御回路

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 永田 武三郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-189911
公開番号(公開出願番号):特開平6-013825
出願日: 1992年06月24日
公開日(公表日): 1994年01月21日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 自動利得制御の応答性を速めることにより、振幅変動の周波数が接近していても入力信号のサイン波の周波数の安定的な自動利得制御動作をなし得る自動利得制御回路の提供。【構成】 出力信号S0は移相器4に入力され、120°位相の遅れた信号S0’を得る。更にS0’を移相器4’に入力し更に120°位相の遅れた信号S0”を得る。この結果、信号S0,S0’,S0”は図2Aに示すようにそれぞれが120°の位相差を有する信号となる。次に、これら信号S0,S0’,S0”をそれぞれ検波器3,3’,3”に入力し半サイクル検波を行ない、これらの出力S3,S3’,S3”を合成器5で合成し、出力S4が得られる。この出力S4は完全な直流成分となり、可変アッテネータ1の制御信号となる。このS4は出力信号S0に対して瞬時に応答する。
請求項(抜粋):
振幅成分が変動する入力信号を入力し、該信号の振幅を所定の制御信号により制御して出力信号を得ると共に、該出力信号を振幅検波して直流成分を得て前記所定の制御信号とし、前記出力信号が一定振幅となるように制御する自動利得制御回路において、前記出力信号に複数の所定の位相差を与えそれぞれ位相差出力信号を得る位相差出力手段と、前記各位相差出力信号をそれぞれ振幅検波しそれぞれ直流成分を得る検波手段と、前記それぞれの直流成分を合成し制御信号としての合成出力信号を得る合成手段と、を有することを特徴とする自動利得制御回路。

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