特許

J-GLOBAL ID：200903082178844972

新規な粘土-有機複合体

発明者： 鳥居 一雄 ,  岩▲崎▼ 孝志 ,  小野寺 嘉郎 ,  林 拓道 ,  藤崎 敏和 ,  関本 貴裕 ,  近藤 寿夫 ,  齋藤 加奈子 ,  本間 興 ,  安藤 誠之助
出願人/特許権者： 工業技術院長 ,  コープケミカル株式会社
代理人 (2件)： 津国 肇 (外2名) ,  津国 肇 (外1名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平5-336456
公開番号（公開出願番号）：特開平7-187656
出願日： 1993年12月28日
公開日（公表日）： 1995年07月25日
要約：

【要約】【構成】 下記(A)の方法で製造される合成スメクタイトの層間に、下記(B)の第四級アンモニウムイオンが導入された粘土-有機複合体。(A)ケイ酸とマグネシウム塩の均質混合液にアルカリ溶液を反応させてケイ素・マグネシウム複合体を合成し、副生した電解質を除去した後、該複合体にリチウムイオンと必要に応じてリチウムイオン以外のアルカリ金属イオン及び/又はフッ素イオンを添加して、100°Cないし350°Cで水熱反応させ、次いで乾燥して得られる一般式(I)の合成スメクタイト。【化6】(式中、Mはアルカリ金属イオンを示す)(B)式(II)【化7】(式中、RはC4 〜C18のアルキル、R ́はメチル又はベンジル、n及びmは1以上の数、n+mは2〜50)【効果】 本発明の粘土-有機複合体は、N-メチル-2-ピロリドン、メタノール、エタノール、ジメチルホルムアミド等の高極性有機溶媒に完全に分散し、沈降物を生成せず、増粘剤又はゲル化剤として使用することができる。

請求項（抜粋）：

下記(A)の方法で製造される合成スメクタイトの層間に、下記(B)の第四級アンモニウムイオンが導入された粘土-有機複合体。(A)ケイ酸とマグネシウム塩の均質混合液にアルカリ溶液を反応させてケイ素・マグネシウム複合体を合成し、副生した電解質を除去した後、該複合体にリチウムイオンと必要に応じてリチウムイオン以外のアルカリ金属イオン及び/又はフッ素イオンを添加して、100°Cないし350°Cで水熱反応させ、次いで乾燥して得られる一般式(I)の合成スメクタイト。【化1】(式中、Mはアルカリ金属イオンを示す)(B)式(II)【化2】(式中、RはC4 〜C18のアルキル基を表し、R ́はメチル基又はベンジル基を表し、n及びmは1以上の数であり、n+mは2〜50である)

IPC (6件)：

C01B 33/44 ,  B01F 17/00 ,  B01F 17/46 ,  B01J 13/00 ,  C09K 3/00 103 ,  C09K 3/00

引用特許：

審査官引用 (1件)

• クロスフロー方式による濾過方法を用いる合成膨潤性ケイ酸塩の製造方法
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平4-108418   出願人：コープケミカル株式会社