特許
J-GLOBAL ID:200903082182114750

光学レンズの製造方法および光学レンズ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 若林 忠
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-055699
公開番号(公開出願番号):特開平5-253825
出願日: 1992年03月13日
公開日(公表日): 1993年10月05日
要約:
【要約】【目的】 連続加工によるレンズ素材の曲率が変化しにくく、曲率修正を行わずに多数個のレンズ素材を研削可能とし、生産性を向上させる。【構成】 レンズ素材6の研削時に使用される電着皿2aは、加工すべき曲率に沿った加工面を有し、その加工面の全面に所定の粒度のダイヤモンド砥粒21aが電着により固着されている。電着皿2aの加工面に、レンズホルダ11に保持されたレンズ素材6を圧接し、電着皿2aとレンズ素材6とを相互摺動させることでレンズ素材6の研削を行う。このとき、ダイヤモンド砥粒21aは電着により固着されるので、ダイヤモンド砥粒21aが強力に保持されるとともに、ダイヤモンド砥粒21aの切刃の密度を高くすることができ、電着皿2aは摩滅しにくくなる。このため、電着皿2aは連続加工によっても曲率が変化しにくく、ひいてはレンズ素材6の加工曲率に影響を与えない。
請求項(抜粋):
目的とする形状に応じて近似の形に形成された、曲面を有するレンズ素材を、研削液を供給しつつ、所定の粒度の砥粒が固着された工具で研削したのち、前記曲面と同一の曲率に作られた研摩皿で平滑に研摩し、目的とする形状に加工する光学レンズの製造方法において、前記工具は、前記レンズ素材の加工すべき曲率に沿った加工面に前記所定の粒度の砥粒が電着によって固着されたものを用い、前記研削は、前記レンズ素材と前記工具とを相互摺動させて行うことを特徴とする、光学レンズの製造方法。

前のページに戻る