特許
J-GLOBAL ID:200903082182688039

長手方向へ調節可能な車両シート用のレール対

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石田 敬 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-334885
公開番号(公開出願番号):特開平8-230528
出願日: 1995年12月22日
公開日(公表日): 1996年09月10日
要約:
【要約】【課題】 製造誤差を小さくする必要がなく、シートを調節するために長手方向へ容易に動かせるようにする。【解決手段】 車台へ接続される下方レールと、長手方向において下方レール内で運き、シートへ接続される上方レールとからなり、上方レールは、上方レールと下方レールとの対向した長手方向領域対と、下方レール上に挿入された案内要素とにより支持され、また長手方向領域対と少なくとも一つの係止領域とにより下方レールの方向に対し横断方向へはずれないように取り付けられ、上方レールの脚は、レール対のL形状断面を形成し、下方レールのそれぞれの脚の近くに配置されている。更に補助案内要素が、下方レールの一方の脚から他方の脚へ延びる遷移領域と、上方レールの一方の脚から他方の脚へ延びる遷移領域とに配設される。
請求項(抜粋):
長手方向へ調節可能な車両シート用のレール対であって、車両の車台に接続可能な下方レールと、該下方レールの内側で長手方向へ可動で且つ前記車両シートへ接続可能な上方レールとを具備するレール対において、a)前記上方レールは、上方レールおよび下方レールそれぞれに互いに対向して配置された長手方向領域対によって支持され、該長手方向領域対の間には案内要素が挿入され、前記上方レールは、前記長手方向領域対および少なくとも一つの係止領域によって、レールの横断方向においては下方レールから離れないようにロックされた状態で取り付けられており、b)両レールは脚を備えた断面形状を有し、c)前記上方レールの脚は、前記下方レールのそれぞれの脚の近くに配置されており、d)前記係止領域は前記脚の端部に配置されており、e)補助案内要素は、前記下方レールの一方の脚から他方の脚への遷移領域と、前記上方レールの一方の脚から他方の脚へ延びる最初の領域の反対側の他の遷移領域との間に設置され、f)前記上方レール(2;102;202)および下方レール(1;101;201)は、各々、二つの脚(8,9;108,109;208,209;5,6;105,106;205,206)のみを有し、g)前記二つのレール(1;101;201;2;202)により形成されたレール対はL字形状の断面を有することを特徴とするレール対。

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