特許
J-GLOBAL ID:200903082182883702

静電潜像現像用二成分現像剤

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小松 秀岳 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-043001
公開番号(公開出願番号):特開平5-241379
出願日: 1992年02月28日
公開日(公表日): 1993年09月21日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 摩擦帯電性が安定し、環境安定性も優れ、連続複写後も初期画像と同等の品質の鮮明な画像が得られる現像剤を提供する。【構成】 トナーが、一般式(1)および(2)で示される弗素含有4級アンモニウム塩または弗素含有イミニウム化合物を含有し、キャリアは1級または2級アミノ基を含むシランカップリング剤と抵抗制御剤を含有する二成分現像剤。一般式(1)一般式(2)式中R1〜R4及びR9〜R12は水素原子または有機基であり、そのうちの最低一つは炭素数1〜69で弗素数3〜66の直鎖状または分岐状弗素含有アルキル基または弗素含有アルケニル基である。又、X-は有機または無機のアニオンである。
請求項(抜粋):
キャリアとトナーからなる電子写真用現像剤において、トナーが、極性制御剤として下記一般式(1)で示される含弗素4級アンモニウム塩化合物および下記一般式(2)で示される含弗素イミニウム化合物のうち少なくとも一つを含有し、一方、キャリアはその芯粒子表面に順に内部樹脂層と表面樹脂層からなる二層の樹脂層を備えており、内部樹脂層は1級および/または2級アミノ基を含むアミノシランカップリング剤と抵抗制御剤を含有し、この内部樹脂層の厚さ(L1)は0.5μmを越え1.0μm未満であり、表面樹脂層の厚さ(L2)は0.1μmを越え0.5μm未満であることを特徴とする静電潜像現像用二成分現像剤。【化1】ただし、R1〜R4は水素原子または有機基であり、そのうちの最低一つは炭素数1〜69で弗素数3〜66の直鎖状または分岐状弗素含有アルキル基または弗素含有アルケニル基である。そして、これらR1〜R4のうち最高三個は互いに無関係に水素原子、炭素数1〜30の直鎖状または分岐状アルキル基、アリール基、アリールアルキル基、アルケニル基のうちの何れかであり、二つは互いに結合して、1〜4個のヘテロ原子で中断されていてもよく、且つ1〜6個の二重結合を含有していてもよく、かつ、弗素、塩素、臭素またはヨウ素、炭素数1〜6のアルキル基、炭素数1〜6のアルコキシ基、ニトロ基、またはアミノ基の何れかで置換されている炭素数4〜12の単核または多核の環系を形成している。上記分岐状弗素含有アルキル基および弗素含有アルケニル基は、水酸基、クロロメチル基、カルボン酸アミド、スルホン酸アミド、ウレタン基、アミノ基、R5-O-R6、R7-C(O)-O-R8基の中の何れか一つを有していてもよい。ただし、R5、R6、R7およびR8は炭素数1〜30のアルキル基である。上記アリール基およびアリールアルキル基は炭素数1〜30のアルキル基、炭素数1〜30のアルコキシ基、水酸基、ハロゲン原子の何れかで置換されていてもよい。X-は有機または無機のアニオンである。【化2】ただし、R9〜R12は水素原子または有機基であり、そのうちの最低一つは炭素数1〜69で弗素数3〜66の直鎖状または分岐状弗素含有アルキル基または弗素含有アルケニル基である。そして、これらR9〜R12のうち最高三個は互いに無関係に水素原子、炭素数1〜30の直鎖状または分岐状アルキル基、アリール基、アリールアルキル基、アルケニル基のうちの何れかであり、二つは互いに結合して、1〜4個のヘテロ原子で中断されていてもよく、且つ1〜6個の二重結合を含有していてもよく、かつ、弗素、塩素、臭素またはヨウ素、炭素数1〜6のアルキル基、炭素数1〜6のアルコキシ基、ニトロ基、またはアミノ基の何れかで置換されている炭素数4〜12の単核または多核の環系を形成している。上記分岐状弗素含有アルキル基および弗素含有アルケニル基は、水酸基、クロロメチル基、カルボン酸アミド、スルホン酸アミド、ウレタン基、アミノ基、R5-O-R6、R7-C(O)-O-R8基の中の何れか一つを有していてもよい。ただし、R5、R6、R7およびR8は炭素数1〜30のアルキル基である。上記アリール基およびアリールアルキル基は炭素数1〜30のアルキル基、炭素数1〜30のアルコキシ基、水酸基、ハロゲン原子の何れかで置換されていてもよい。X-は有機または無機のアニオンである。
IPC (2件):
G03G 9/097 ,  G03G 9/113
FI (3件):
G03G 9/08 351 ,  G03G 9/10 352 ,  G03G 9/10 361

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