特許
J-GLOBAL ID:200903082191066113

ポリエチレン樹脂およびその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中嶋 重光 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-103897
公開番号(公開出願番号):特開2000-007849
出願日: 1999年04月12日
公開日(公表日): 2000年01月11日
要約:
【要約】【解決手段】 本発明のポリエチレン樹脂は、低分子量側に分子量分布を有するポリエチレン(A)と高分子量側に分子量分布を有するポリエチレン(B)とを40:60〜60:40の割合で混合した樹脂組成物であって、好ましくはその組成物の流動性インデックスとメルトフローレートとの関係で表される溶融特性を一定の範囲に規定している。また、ポリエチレン樹脂の製造方法では、前段でポリエチレン(A)を、後段でポリエチレン(B)を製造し、その製造過程で両者を混合する2段法を採用している。【効果】 このポリエチレン樹脂から成形されたフィルムは、その膜厚が均一となり、表面平滑なロール状に巻き揃えることができ、更にこのフィルムから製袋すると、フィルムの蛇行を少なくできるので不良品の発生を低く抑えられる。また、ポリエチレン樹脂の製造方法では、フィッシュアイが少なく、前記の物性を持った樹脂が得られる。
請求項(抜粋):
少なくとも2種類のポリエチレン(A)および(B)とからなり、ポリエチレン(A)は、190°C、2.16kg荷重下で測定されたメルトフローレート(MFR2)が50〜1000(g/10分)、Mw/Mnで表される分子量分布が4〜12、および密度が0.930〜0.980(g/cm3)であって、ポリエチレン(B)は、MFR2が0.0001〜0.0030(g/10分)、Mw/Mnが4〜12、および密度が0.925〜0.973(g/cm3)であって、ポリエチレン(A)と(B)との配合割合((A):(B))が40:60〜60:40(重量%)の範囲で均一混合された組成物であることを特徴とするポリエチレン樹脂。
IPC (3件):
C08L 23/06 ,  C08J 5/18 CES ,  C08L 23/08
FI (3件):
C08L 23/06 ,  C08J 5/18 CES ,  C08L 23/08
引用特許:
審査官引用 (5件)
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