特許
J-GLOBAL ID:200903082192382779
低アレルゲン化カゼインペプチド組成物製造用酵素のスクリーニング方法、該酵素を用いたペプチド組成物、その製造方法、およびそれを含有する栄養組成物
発明者:
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出願人/特許権者:
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代理人 (1件):
若林 忠
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-262102
公開番号(公開出願番号):特開平6-113893
出願日: 1992年09月30日
公開日(公表日): 1994年04月26日
要約:
【要約】【構成】 濃度5〜20重量%でpHを酸性側(1.5〜4.5)に調整した溶液状のカゼインを酸性プロテアーゼを用いて加水分解し、さらに分解物のpHを弱酸性からアルカリ側の範囲(6〜8)に調整後、ペプチダーゼを用いて加水分解を行って得ることができる、次の性質を有する低アレルゲン化カゼインペプチド組成物である。?@分子量3,000以下、遊離アミノ酸量30〜55%の分解物組成?AαS -カゼインに対するインヒビションELISA試験がαS -カゼインの10,000分の1以下の値?B5%溶液の苦味官能値がカフェイン0.04%水溶液相当以下【効果】 このペプチド組成物は苦味、不快味が特に少なく低アレルゲン性であり、栄養組成物等に応用できる。
請求項(抜粋):
プロテアーゼを以下で定義される苦味価(BV)を指標としてBV2以下のものをまずスクリーニングし、次に、スクリーニングされたプロテアーゼ1/2量とペプチダーゼとを組合せ苦味価(BV)を指標としてBV2以下の組合せをスクリーニングすることを特徴とする、低アレルゲン化カゼインペプチド組成物製造用酵素のスクリーニング方法。苦味価(BV): 5%カゼイン溶液に、プロティナーゼ活性180〜800u/カゼインg相当の酵素を添加し、40°C前後で1時間以上反応させたときに生成される苦味が、カフェイン0.02%水溶液相当である場合をBV=1とした値。
IPC (5件):
C12Q 1/37
, A23J 3/10
, A23J 3/34
, A23L 1/305
, C12P 21/06
引用特許:
審査官引用 (3件)
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特開平3-123484
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特開昭48-067461
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特開平4-248959
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