特許
J-GLOBAL ID:200903082196896386

熱可塑性樹脂発泡体及びその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-018633
公開番号(公開出願番号):特開平10-212368
出願日: 1997年01月31日
公開日(公表日): 1998年08月11日
要約:
【要約】【課題】 熱可塑性樹脂に補強用液晶樹脂を混合し、フィブリル化した液晶樹脂により効率よく補強する。発泡剤として熱分解性発泡剤を用いて、高発泡倍率に容易に発泡させることができて、高強度でかつ優れた耐熱変形性を有する熱可塑性樹脂発泡体、及びその製造方法を提供する。【解決手段】 本発明による熱可塑性樹脂発泡体は、0.1〜60重量%の液晶樹脂と99.9〜40重量%の熱可塑性樹脂とよりなり、液晶樹脂がフィブリル状で、かつ実質的に一方向に配向している。本発明の発泡体の製造方法の1つは、液晶樹脂と熱可塑性樹脂と発泡剤との混合物を、液晶樹脂の転移点以上の温度で一次元方向に発泡させ、発泡時に液晶樹脂をフィブリル化させるとともに、発泡方向に配向させる。いま1つの方法は、液晶樹脂と熱可塑性樹脂との混合物を、液晶樹脂の転移点以上の温度で混合して、先に液晶樹脂をフィブリル化し、ついで一次元方向の発泡により、フィブリル状の液晶樹脂を発泡方向に配向させる。
請求項(抜粋):
0.1〜60重量%の液晶樹脂と、該液晶樹脂の転移点よりも低い融点もしくは溶融温度を有しかつ99.9〜40重量%の熱可塑性樹脂とよりなる発泡体であって、液晶樹脂がフィブリル状で、かつ実質的に一方向に配向していることを特徴とする熱可塑性樹脂発泡体。
IPC (5件):
C08J 9/06 ,  B29C 47/00 ,  B29K101:12 ,  B29K105:04 ,  B29K105:06
FI (2件):
C08J 9/06 ,  B29C 47/00

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