特許
J-GLOBAL ID:200903082202242172

強撚伸縮性織物の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 奥村 茂樹
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-326952
公開番号(公開出願番号):特開平5-132856
出願日: 1991年11月14日
公開日(公表日): 1993年05月28日
要約:
【要約】【目的】 伸縮性に優れた織物を製造する方法を提供する。【構成】 沸水30分処理後の弾性率が70%以上で且つ捲縮率が50%以上の捲縮性能を有する潜在捲縮性複合型ポリエステル系繊維を準備する。この潜在捲縮性複合型ポリエステル系繊維で糸条を作成し、この糸条に撚係数Kが10000〜25000の範囲で加撚を施した後、熱セットを施して、強撚糸条を得る。この強撚糸条を、経糸及び/又は緯糸として織物を製織する。この織物にアルカリ減量処理を施す。アルカリ減量処理における減量率を5〜40%とする。この後、織物に染色仕上加工を施す。この染色仕上加工において、湿熱100°C以上の温度が30分以上与えられる。この加熱条件によって、織物を構成している潜在捲縮性複合型ポリエステル系繊維に、前記したような捲縮性能を発現させる。
請求項(抜粋):
沸水30分処理後の弾性率が70%以上で且つ捲縮率が50%以上の捲縮性能を有する潜在捲縮性複合型ポリエステル系繊維で構成され、且つ下記式で示す撚係数Kが10000〜25000の範囲で加撚した後、熱セットした強撚糸条を、経糸及び/又は緯糸として織物を製織し、次いで該織物にアルカリ減量処理を施して、該織物を5〜40%減量し、その後該織物に湿熱100°C以上の温度が30分以上与えられる条件で染色仕上加工を施して、この際、該織物を構成している前記潜在捲縮性複合型ポリエステル系繊維に前記捲縮性能を発現させることを特徴とする伸縮性織物の製造方法。記T=K(1/D1/2)[但し、Tは糸条の長さ1m当たりの撚数を表わし、Dは糸条のデニール数を表わす。]
IPC (5件):
D06M 11/38 ,  D01F 8/14 ,  D03D 15/08 ,  D06P 3/52 ,  D06M101:32
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開昭53-130363

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