特許
J-GLOBAL ID:200903082202500619

硝化脱窒プロセスシミュレータ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志賀 富士弥 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-334614
公開番号(公開出願番号):特開平5-169089
出願日: 1991年12月18日
公開日(公表日): 1993年07月09日
要約:
【要約】【目的】 循環式硝化脱窒プロセス等において、制御因子数が多くしかも制御因子が相互に干渉するため、各制御因子の操作量を運転員が試行錯誤的に決定せざるを得ない状況に鑑み、各制御因子の最適値(最適操作量)を推定して運転を支援するシミュレータを提供する。【構成】 処理プロセスモデル部14および制御プロセスモデル部15を有するプロセスモデル部12を構築するにあたり、処理プロセスの主要反応のネットワークを表す連立非線形微分方程式を線形式に置き換えて処理プロセスモデル部14を構築する。そして定常解析部19により、プロセスモデル部12に繰り返し計算を行わせて数値収束計算を行い、これにより定常解を求める。さらに運転条件最適化演算部21によって運転条件を変更して定常解を繰り返し計算することにより、運転条件の最適化も可能となる。
請求項(抜粋):
嫌気・好気処理を組み合わせて硝化脱窒を行う処理プロセスを対象とし、この処理プロセスの制御因子の最適値を求める装置において、処理プロセスの主要反応ネットワークを表す連立非線形微分方程式を線形式に置き換えて処理プロセスを模擬した処理プロセスモデル部および制御アルゴリズムを模擬した制御プロセスモデル部を有し、両モデル部で相互に演算を行うプロセスモデル部と、処理プロセス状態変数および制御因子の設定値から処理プロセス模擬出力の定常解を求めるものであって、前記プロセスモデル部に繰り返し計算を行わせ、この計算結果を用いて数値収束計算を行い、この収束値を前記定常解とする定常解析部と、前記制御因子の設定値を変更しつつ、定常解析部を繰り返し動作させることにより、制御因子の最適化演算を行う制御因子最適化演算部とを備えたことを特徴とする硝化脱窒プロセスシミュレータ。
IPC (2件):
C02F 3/34 101 ,  C02F 3/12

前のページに戻る