特許
J-GLOBAL ID:200903082204746313

帯域分割用フィルタ回路ならびにそれを用いた信号分析装置および信号加工装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小笠原 史朗
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-045603
公開番号(公開出願番号):特開2001-312289
出願日: 2001年02月21日
公開日(公表日): 2001年11月09日
要約:
【要約】【課題】 演算回路の複雑化等を抑えつつ分解能の高い周波数分析の行える信号分析装置及びその分析後の信号の合成により元の信号に特定の変化を与えた信号を得る信号加工装置を提供する。【解決手段】 入力信号を複数の狭帯域に分割して各狭帯域の信号を抽出するために以下の処理を行う。まず切換器220が入力信号の供給先を各遅延器231〜23Nにサンプリング周期T毎に巡回的に切り替える。各遅延器231〜23Nによる遅延後の各信号は、各狭帯域に対応するフィルタ241〜24Nをそれぞれ通過し、更に乗算器251〜25Nによって所定の定数を乗算された後、N点の離散的逆フーリエ変換を行うIDFT器260に入力される。このIDFT器260から出力される0〜N-1番目までの信号の内、奇数番目の信号はスペクトル反転器272〜27Nを介して、偶数番目の信号はそのまま、分析用フィルタバンク200から出力される。
請求項(抜粋):
所定のサンプリング周期Tでサンプリングされた入力信号の周波数帯域を所定個数Nの狭帯域に分割し、当該入力信号における各狭帯域の成分にそれぞれが相当するN個の狭帯域信号を生成する帯域分割用フィルタ回路であって、それぞれに供給された信号を予め決められた遅延量だけそれぞれ遅延させる0番目からN-1番目までのN個の遅延器と、前記入力信号を受け取って0番目からN-1番目までの前記遅延器のうちから選択される1つの遅延器に供給し、かつ、選択される当該遅延器を0番目からN-1番目までの前記遅延器の間で前記入力信号の各サンプル値毎に巡回的に切り換える切換器と、0番目からN-1番目までの前記遅延器から出力される遅延後の信号がそれぞれ通過する0番目からN-1番目までのN個のディジタルフィルタと、0番目からN-1番目までの前記ディジタルフィルタを通過した後の信号に対し、予め決められた定数をそれぞれ乗算する0番目からN-1番目までのN個の乗算器と、0番目からN-1番目までの前記乗算器からそれぞれ出力される乗算後の0番目からN-1番目までの信号に対してN点の離散的逆フーリエ変換を行う離散的逆フーリエ変換器と、を備え、前記離散的逆フーリエ変換により得られる0番目からN-1番目までのN個の信号をN個の前記狭帯域信号として出力することを特徴とする帯域分割用フィルタ回路。
IPC (6件):
G10L 11/00 ,  G01R 23/167 ,  G10L 19/02 ,  H03H 17/02 613 ,  H03H 17/02 671 ,  H03M 7/30
FI (7件):
G01R 23/167 ,  H03H 17/02 613 C ,  H03H 17/02 671 C ,  H03M 7/30 A ,  G10L 7/04 A ,  G10L 7/04 E ,  G10L 7/06

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