特許
J-GLOBAL ID:200903082212303064

タイマ管理装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小鍜治 明 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-299523
公開番号(公開出願番号):特開平6-152686
出願日: 1992年11月10日
公開日(公表日): 1994年05月31日
要約:
【要約】【目的】 セルをデータ伝送単位とするリング状ネットワークシステムの構成要素であるノード装置におけるAAL処理中の受信コネクションのタイマ監視において、受信コネクション数分のタイマを用いることなく、かつ、受信コネクションの数の増加に関係なく一定時間内に全事象のタイムアウト発生の有無の判定を行なうことを可能とすることを目的とする。【構成】 各受信コネクションに関して前にセルが到着した時刻を時刻データ管理部2に記録しておき、タイムアウト判定部4にて現時刻と比較してタイムアウトを判定するタイマ管理装置において、各時刻データを時刻データソート部8において登録または更新した時刻順にソートしておき、タイムアウト判定を最古データ選択部9が選択する最古の時刻データに対してのみ行なうことで一定時間内のタイムアウト判定処理を実現できる。
請求項(抜粋):
セルをデータ伝送単位とする伝送路上において複数の論理的なコネクションを多重し、各セルに前記コネクションを識別する情報と複数に分割されたユーザデータを重畳して送受信を行なうデータ伝送装置の受信装置において、前記コネクションごとの受信中断を受信側において検出するためのタイムアウト監視を行なうためのタイマ管理装置であって、時計機能を有し一定の間隔でタイムアウト判定タイミングを提供する時刻計測手段と、タイマ監視を行なう事象毎に設ける複数の時刻データを記録し、指定された受信コネクションに対して記録されている時刻データを検索して出力する時刻データ管理手段と、新規の事象発生時に事象発生時刻を前記時刻データ管理手段に登録する事象登録手段と、前記時刻計測手段が提供するタイムアウト判定タイミングにおいて前記の時刻データ管理手段から指定される事象に関する時刻データに関して時刻の比較を行ない規定されたタイムアウト時間が経過しているかどうかを判定するタイムアウト判定手段と、前記の判定の結果タイムアウトが発生した場合にタイムアウト通知を行ないその事象を前記データ管理手段から時刻データを削除するタイムアウト処理手段と、事象更新時にその事象に関して前記時刻データ管理手段に既に登録されている時刻データを現時刻に更新する事象更新手段と、指定された事象に関して前記データ管理手段から時刻データを削除する事象削除手段とを備えるタイマ管理装置において、前記時刻データ管理手段において、各事象の時刻データをリスト構造を用いて事象発生時または更新時の時刻順にソートされたデータとして管理し事象発生時または更新時にはそのデータを最新のものとしてリストの末尾に登録または再登録することでソート状態を保時する時刻データソート手段と、前記のタイムアウト判定タイミングにおいては前記のソートされた時刻データの内リストの先頭のものを参照することで最も古いものをタイムアウト判定を行なう事象として指定する最古データ選択手段を設けたことを特徴とするタイマ管理装置。
IPC (4件):
H04L 29/08 ,  G06F 13/00 301 ,  G06F 13/00 351 ,  H04L 12/48
FI (2件):
H04L 13/00 307 Z ,  H04L 11/20 Z

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