特許
J-GLOBAL ID:200903082219732831

車両の衝突回避方法及びこれを遂行するための装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 杉村 暁秀 (外7名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-004128
公開番号(公開出願番号):特開平8-248128
出願日: 1996年01月12日
公開日(公表日): 1996年09月27日
要約:
【要約】【課題】 目的物の種類を判別することにより目的物の種類により運転者に警報し、目的物の位置と車両の速度により減速及び制動を適宜に行える方法及び装置を提供する。【解決手段】 夜間にも目的物の形状を検出できるように赤外線カメラを用いて目的物の温度を検出し、ディジタル信号処理技法を用いて、その温度分布を表示する。夜間にも目的物の形状と種類を区別でき、状況により車両を適宜に減速及び/または制動し得る。
請求項(抜粋):
赤外線を用いて車両の前方及び/または側方の目的物の形状を検出して形状信号を発生し、前記目的物の温度分布を検出して温度分布信号を発生し、前記目的物の位置を検出して位置信号を発生し、車両の速度を検出して速度信号を発生し、ブレ-キ作動有無を検出してブレ-キ作動信号を発生し、スロットル弁の開放角度を検出して角度信号を発生する段階と、前記形状信号、前記温度分布信号、前記位置信号、前記速度信号、前記ブレ-キ作動信号及び前記角度信号をフィルタリングしディジタル信号に変化し、そしてディジタル変換された前記形状信号と前記温度分布信号を処理して前記目的物の形状外部の温度分布を取り除き、前記目的物の形状内に分布するそれぞれの温度にそれぞれの色を指定し、前記目的物の形状内に分布するそれぞれの温度の面積を計算して温度分布表示信号を発生するとともに前記目的物の形状内に最も広く分布する温度を計算して体温信号を発生させる段階と、前記体温信号と予め設定された設定値とを比較して前記目的物が人と判別される時第1比較信号を発生し、前記目的物が動物と判別される時第2比較信号を発生し、そして前記目的物が無生物と判別される時第3比較信号を発生する段階と、前記第1、第2及び第3比較信号が受信される時、前記位置信号、速度信号そして予め貯蔵されたデ-タを受信して衝突予想時間、制動所要時間、減速所要時間そして制動開始時間を計算する段階と、前記衝突予想時間が前記減速所要時間より大きい時第1決定信号を発生し、前記衝突予想時間が前記制動所要時間より大きく且つ前記制動開始時間に達し且つ前記ブレ-キ作動信号が受信される時第2決定信号を発生し、前記衝突予想時間が前記制動所要時間より大きく且つ前記制動開始時間に達し且つ前記ブレ-キ作動信号が受信されない時第3決定信号を発生し、そして前記衝突予想時間が前記制動所要時間より小さい時第4決定信号を発生する段階と、前記第1比較信号が受信される時第1音声信号を発生し、前記角度信号に応じて閉鎖信号を発生し、そして目的物表示信号を発生し、前記第2比較信号が受信される時第2音声信号と前記目的物表示信号を発生し、前記第3比較信号が受信される時第3音声信号を発生し、前記第1決定信号が受信される時前記角度信号に応じて前記閉鎖信号を発生し減速警報信号及び音響信号を発生し、前記第2決定信号が受信される時制動信号と前記音響信号を発生し、前記第3決定信号が受信される時前記制動信号、制動警報信号及び前記音響信号を発生し、そして前記第4決定信号が受信される時第4音声信号、前記閉鎖信号、前記制動信号、前記減速警報信号、前記制動警報信号及び前記音響信号を発生する段階と、前記目的物表示信号に応じて目的物の形状と温度分布を表示し、前記第1音声信号、第2音声信号、第3音声信号、第4音声信号そして前記音響信号に応じて運転者に音声及び音響で警報し、そして前記制動警報信号に応じて車両が制動中であることを警報する段階と、前記閉鎖信号に応じてスロットル弁を閉鎖し、前記制動信号に応じて車両のブレ-キを作動させる段階を含む車両の衝突回避方法。
IPC (5件):
G01S 13/93 ,  B60R 21/00 620 ,  B60T 7/12 ,  G08G 1/16 ,  H03H 17/00 601
FI (5件):
G01S 13/93 Z ,  B60R 21/00 620 Z ,  B60T 7/12 C ,  G08G 1/16 A ,  H03H 17/00 601 Z

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