特許
J-GLOBAL ID:200903082226046544

ロータリーキルンのシール装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大浜 博
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-096268
公開番号(公開出願番号):特開平6-307771
出願日: 1993年04月22日
公開日(公表日): 1994年11月01日
要約:
【要約】【目的】 ロータリーキルンのシール装置において、構成を簡単にし得るとともに全周に亘って均一にシールすることができ、さらに半径方向にコンパクトに構成できるようにする。【構成】 ロータリーキルンのシール装置において、環状体80に、キルン胴1の外周面1cに摺接する環状の内周面側シール材84と、入口フード2の端面又は出口フード3の端面に摺接する環状の端面側シール材83とをそれぞれ取付け、各環状体80,80を、内周面側シール材84がキルン胴1の外周面1cに対してキルン胴の長さ方向に摺接するようにした状態で、キルン胴1の周方向に間隔をもった複数箇所からそれぞれスプリング85でキルン胴の長さ方向と平行な外方に向けて付勢して、端面側シール材83が入口フード2の端面又は出口フード3の端面に摺接するように設置した。
請求項(抜粋):
両端がそれぞれ開口した横置形のキルン胴(1)を回転駆動装置(17)によって回転せしめるようにし、さらに該キルン胴(1)の入口側端部と出口側端部にそれぞれシール装置(7,8)を介して入口フード(2)と出口フード(3)を設けたロータリーキルンにおいて、前記各シール装置(7,8)は、キルン胴(1)の端部寄り外周面(1c)よりやや大きい程度の内周面(80a)をもつ環状体(80)を有し、該環状体(80)には、その内周面(80a)に前記キルン胴(1)の外周面(1c)に摺接する環状の内周面側シール材(84)と、一側端面(80b)に前記入口フード(2)の端面又は前記出口フード(3)の端面に摺接する環状の端面側シール材(83)とをそれぞれ取付け、前記各環状体(80,80)を、前記キルン胴(1)の各端部寄り位置において前記内周面側シール材(84)がキルン胴(1)の外周面(1c)に対してキルン胴の長さ方向に摺接するようにした状態で、キルン胴(1)の周方向に間隔をもった複数箇所からそれぞれスプリング(85,85・・)でキルン胴の長さ方向と平行な外方に向けて付勢して、前記端面側シール材(83)が前記入口フード(2)の端面又は前記出口フード(3)の端面に摺接するように設置した、ことを特徴とするロータリーキルンのシール装置。

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