特許
J-GLOBAL ID:200903082233252141

車両用空気調和装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石黒 健二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-137841
公開番号(公開出願番号):特開平9-052508
出願日: 1996年05月31日
公開日(公表日): 1997年02月25日
要約:
【要約】【課題】 冷媒圧縮機20の消費電力を抑えながらも、燃焼式ヒータ56の運転を停止することなく、且つラジエータや電動式冷却ファンを使用することなく、車室内の暖房状態が暖房過多となることを抑えることが可能な電気自動車用空気調和装置1を提供する。【解決手段】 燃焼式ヒータ56により温水ヒータコア52へ循環する温水を加熱して車室内を暖房する燃焼ヒータ温水暖房モード時に、車室内の暖房状態が暖房過多であると判定された場合に、冷凍サイクル4を冷房サイクルで運転して冷媒蒸発器25で温水ヒータコア52の熱量を奪うようにする。それでも、車室内の暖房状態が暖房過多であると判定された場合には、吸込口モードを内気循環モードに切り替えて、フット吹出口14から吹き出した温風を内気吸込口7より吸い込んで、温水ヒータコア52と冷媒蒸発器25との空気の流れをショートサーキットさせて車室内の暖房能力を抑えるようにする。
請求項(抜粋):
(a)車室内へ向かって空気を送るためのダクトと、(b)このダクト内において車室内へ送風する送風機と、(c)冷媒を圧縮して吐出する電動式の冷媒圧縮機、前記ダクト内に配設され、冷媒と空気とを熱交換させる室内熱交換器、および前記ダクト外に配設され、冷媒と熱媒体とを熱交換させる室外熱交換器を有し、前記室内熱交換器を冷媒蒸発器として運転する冷房サイクルと前記室外熱交換器を冷媒蒸発器として運転する暖房サイクルとを切り替え可能な冷凍サイクルと、(d)前記ダクト内に設置され、前記ダクト内を流れる空気を温水により加熱する温水式加熱器、この温水式加熱器に直列に接続され、燃料の燃焼熱により温水を加熱する燃焼式ヒータ、およびこの燃焼式ヒータで加熱された温水を前記温水式加熱器に循環させる循環流発生手段を有する温水サイクルと、(e)車室内の暖房状態を検出する暖房状態検出手段、および車室内の暖房状態が暖房過多であるか否かを判定する暖房過多判定手段を有し、前記燃焼式ヒータの運転時に、前記暖房過多判定手段によって前記暖房状態検出手段で検出された車室内の暖房状態が暖房過多であると判定された場合、前記冷凍サイクルを冷房サイクルで運転する暖房運転制御手段とを備えた車両用空気調和装置。
IPC (6件):
B60H 1/00 101 ,  B60H 1/00 ,  B60H 1/03 ,  B60H 1/22 ,  B60H 1/32 624 ,  B60H 1/32
FI (7件):
B60H 1/00 101 A ,  B60H 1/00 101 N ,  B60H 1/00 101 P ,  B60H 1/03 A ,  B60H 1/22 Z ,  B60H 1/32 624 H ,  B60H 1/32 624 A
引用特許:
出願人引用 (3件) 審査官引用 (3件)

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