特許

J-GLOBAL ID：200903082238053112

繊維強化樹脂貼付け歯車

発明者： 八百幸 誠二 ,  北川 福郎 ,  清水 光一
出願人/特許権者： 株式会社日本自動車部品総合研究所 ,  トヨタ自動車株式会社
代理人 (1件)： 石田 敬 (外2名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願2001-218547
公開番号（公開出願番号）：特開2003-028275
出願日： 2001年07月18日
公開日（公表日）： 2003年01月29日
要約：

【要約】【課題】 噛合い時の音を低減可能な歯車であって、強度、耐摩耗性、潤滑性が改善され、高トルク伝達が可能であると共に熱変形の小さい歯車を提供する。【解決手段】 歯車の歯の骨部を構成する金属歯と、その金属歯の表面の少なくとも一部を覆う繊維強化樹脂とを備える歯を有する繊維強化樹脂貼付け歯車であって、繊維強化樹脂の繊維方向が歯車の歯の歯面に対してほぼ平行であり、且つ、金属歯はピッチ円以上の高さを有する、繊維強化樹脂貼付け歯車を提供する。この構成により、従来の樹脂歯車と同様に噛み合い時の音が大幅に低減されるのに加え、ピッチング強度並びに潤滑性が向上される。又、金属歯がピッチ円以上の高さを有するので歯車へのトルクは主に金属歯により伝達され、金属歯車に匹敵するトルクの伝達が可能となる。更に、歯が全て繊維強化樹脂で形成された従来の歯車に比べ樹脂部が少なく、熱による変形を大幅に抑えることができる。

請求項（抜粋）：

歯車の歯の骨部を構成する金属歯と、該金属歯の表面の少なくとも一部を覆って歯面を構成する繊維強化樹脂と、を備える歯を有する繊維強化樹脂貼付け歯車であって、前記繊維強化樹脂の繊維方向が前記歯車の歯の歯面に対してほぼ平行であり、且つ、前記金属歯がピッチ円以上の高さを有することを特徴とする繊維強化樹脂貼付け歯車。

IPC (5件)：

F16H 55/16 ,  B29C 70/06 ,  F16H 55/06 ,  B29K105:08 ,  B29L 15:00

FI (5件)：

F16H 55/16 ,  F16H 55/06 ,  B29K105:08 ,  B29L 15:00 ,  B29C 67/14 P

Fターム (14件)：

3J030AC10 ,  3J030BC01 ,  3J030BC02 ,  4F205HA14 ,  4F205HA25 ,  4F205HA33 ,  4F205HA35 ,  4F205HA45 ,  4F205HB01 ,  4F205HB12 ,  4F205HC05 ,  4F205HK17 ,  4F205HT02 ,  4F205HT08