特許
J-GLOBAL ID:200903082238809063
電池の内部抵抗測定装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
大原 拓也
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2007-061248
公開番号(公開出願番号):特開2008-032683
出願日: 2007年03月12日
公開日(公表日): 2008年02月14日
要約:
【課題】電池(特には燃料電池)の内部抵抗を電流遮断時の電圧応答波形の近似波形から求めるにあたって、リンギングの影響を受けていない範囲のデータに基づいてより正確に内部抵抗を測定できるようにする。【解決手段】電流遮断波形において、遮断開始前の電流値I0(例えば100A)よりも低い所定の上限閾値Imax(例えば80A)と、遮断終了後における安定した電流値I1(通常は0A)よりも高い所定の下限閾値Imin(例えば20A)とを設定し、電流Iが電流遮断時から上限閾値Imaxに到達する時刻Taと、下限閾値Iminに到達する時刻Tbとを求め、これら時刻Ta,Tb間の電流遮断波形と電圧応答波形とを直線近似のデータとして用いる。【選択図】図2
請求項(抜粋):
電池から負荷に対して供給される電流を測定する電流測定手段と、上記電流をオンオフ制御するスイッチ手段と、上記電池の端子間電圧を測定する電圧測定手段と、上記各測定手段の測定値から上記電池の内部抵抗を算出するとともに、上記スイッチ手段を制御する制御手段とを備え、上記電池から上記負荷に上記電流をほぼ一定として供給している状態で上記スイッチ手段により急速に上記電流を遮断し、そのとき上記電圧測定手段にて測定される電圧応答波形に基づいて上記電池の内部抵抗を測定する電池の内部抵抗測定装置において、
上記制御手段は、電流遮断時における電流波形と電圧応答波形とを電流遮断前後を含めて監視し、それら各波形を直線近似するにあたって、電流遮断により経時的に低下する電流値をI,遮断開始前の電流値をI0,遮断終了後における安定した電流値をI1,上記遮断開始前の電流値I0よりも低い所定の上限閾値をImax,上記遮断終了後の電流値I1よりも高い所定の下限閾値をIminとして、
上記電流Iが、電流遮断時から上記上限閾値Imaxに到達する時刻Taと、上記下限閾値Iminに到達する時刻Tbとを求め、上記時刻Ta,Tb間の上記電流波形(電流遮断波形)と上記電圧応答波形とを上記直線近似のデータとして使用することを特徴とする電池の内部抵抗測定装置。
IPC (3件):
G01R 31/36
, H01M 8/04
, H01M 10/48
FI (3件):
G01R31/36 A
, H01M8/04 Z
, H01M10/48 P
Fターム (16件):
2G016CB06
, 2G016CC01
, 2G016CC02
, 2G016CC04
, 2G016CC06
, 2G016CC07
, 2G016CC12
, 2G016CC16
, 2G016CC24
, 2G016CC27
, 2G016CE03
, 5H027AA02
, 5H027KK51
, 5H027MM26
, 5H030AA01
, 5H030FF41
引用特許:
出願人引用 (1件)
-
燃料電池の評価装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願2003-407494
出願人:株式会社チノー
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