特許
J-GLOBAL ID:200903082251711986

射出圧縮成形方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 恩田 博宣
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-260243
公開番号(公開出願番号):特開平6-106590
出願日: 1992年09月29日
公開日(公表日): 1994年04月19日
要約:
【要約】【目的】圧縮に伴うPLブロック及びそれに当接する金型との間の隙間の発生を防止し、製品にバリが形成されることを防止することを可能とする。【構成】固定型2の収容凹部6には基端部側がコイルスプリング8による付勢可能なPLブロック7が進退可能に設けられている。成形前の段階では、PLブロック7の先端部が固定型2から幾分突出し、可動型3の成形凸部5に当接している。PLブロック7の先端部のキャビティ10側の面S1及びPLブロック7に当接した可動型3の成形凸部5の面S2はPLブロック7の進退方向に対して斜状に形成されている。そして、樹脂材料の射出完了後にキャビティ10内部の樹脂材料を圧縮する。この圧縮に伴い、PLブロック7に対して外方へ応力が加えられたとしても、コイルスプリング8の弾性力に基づく応力が成形凸部5の面S2にPLブロック7を介して付与されるので、面S1,S2は密接する。
請求項(抜粋):
固定型(2)又は同固定型(2)に対して接離可能に配設された可動型(3)に、その可動型(3)の接離方向に進退可能なPLブロック(7)を設けるとともに、同PLブロック(7)の基端部側には、同PLブロック(7)の進退方向に付勢力を付与可能な付勢手段(8)を設け、前記PLブロック(7)の先端部側をそのPLブロック(7)の設けられていない前記可動型(3)又は前記固定型(2)に当接させた状態で、前記固定型(2)又は前記可動型(3)に形成されたゲート(9)から前記固定型(2)、前記可動型(3)及び前記PLブロック(7)で囲まれたキャビティ(10)内に溶融樹脂材料を射出した後、前記可動型(3)を前記固定型(2)の方向へ前記付勢手段(8)による付勢力に抗して移動させることにより、前記射出された前記樹脂材料を圧縮するようにした射出圧縮成形方法であって、前記可動型(3)の移動により前記樹脂材料を圧縮するに際し、前記PLブロック(7)の先端側部をそのPLブロック(7)の設けられていない前記可動型(3)又は前記固定型(2)に前記PLブロック(7)の進退方向に対して斜めに当接させるようにしたことを特徴とする射出圧縮成形方法。
IPC (3件):
B29C 45/70 ,  B29C 45/26 ,  B29C 45/56
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開平4-129715

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