特許
J-GLOBAL ID:200903082258273755

深絞り用熱延鋼板の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小杉 佳男 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-234546
公開番号(公開出願番号):特開平5-070838
出願日: 1991年09月13日
公開日(公表日): 1993年03月23日
要約:
【要約】【目的】鋼成分と圧延条件、とくに潤滑油のロールへの付着量を規制することにより、冷延工程または冷延-焼鈍工程を省略して、従来の冷延鋼板と遜色のない深絞り性を有する熱延鋼板を操業上のトラブルなく製造する。【構成】低炭素鋼でかつTi,NbおよびBのうち1種または2種以上含む鋼をAr3 変態点未満500°C以上の温度域にて、ロールへの潤滑油付着量を2.7〜3.6cc/m2 とする潤滑圧延を行う。
請求項(抜粋):
C :0.010重量%以下、Si:1.0重量%以下、Mn:2.0重量%以下、P :0.20重量%以下、S :0.02重量%以下、Al:0.01〜0.15重量%、N :0.008重量%以下でかつ、Ti、Nbの1種または2種の添加量がTi:0.01〜0.20重量%、Nb:0.001〜0.40重量%でかつ、1.2(C/12+N/14)≦(Ti/48+Nb/93)なる関係を有し、残部鉄および不可避的不純物よりなる鋼スラブを熱間圧延段階において、Ar3 変態点未満500°C以上の温度域で、ロールへの潤滑油の付着量が2.7〜3.6cc/m2 とする潤滑条件の下で、かつ、Ar3 変態点未満の全圧下率が60%以上の仕上げ圧延を行った後、巻取工程またはその後の焼鈍工程において再結晶処理することを特徴とする深絞り性に優れた熱延鋼板の製造方法。
IPC (4件):
C21D 9/48 ,  C21D 8/04 ,  C22C 38/00 301 ,  C22C 38/14
引用特許:
審査官引用 (15件)
  • 特開平2-025518
  • 特開平2-025518
  • 特開平1-258802
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