特許
J-GLOBAL ID:200903082259048801
音声認識装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
岡田 和秀
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-228630
公開番号(公開出願番号):特開平7-084594
出願日: 1993年09月14日
公開日(公表日): 1995年03月31日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 実際に使われるマイクなどの音声入力装置の特性が標準パタン作成登録時の音声入力装置の特性と相違していても、音声認識性能の劣化を回避できるようにする。【構成】 標準マイクと特徴抽出部により標準パタンを作成し標準パタン辞書に登録する。標準マイクと実使用マイク101から同時に音声を入力し、実使用マイク101の音声は係数学習部における適応フィルタを通す。適応フィルタはFIRフィルタと重み付け更新部からなり、実使用マイク101の特性が標準マイクの特性になるように係数を決定する。標準特性変換フィルタ102は前記の決定された係数が設定され、実使用マイク101が別のものに変わっても、両マイク101の特性の違いを吸収して音声認識性能の劣化を防止する。
請求項(抜粋):
音声認識について、入力される音声信号を予め決められた係数を用いて標準の入力特性に変換する標準特性変換フィルタと、所定時間間隔ごとに入力音声信号を分析し特徴量の時系列を抽出する特徴抽出部と、予め発声された単語の音声信号から抽出した特徴量の時系列を格納した標準パタン辞書と、入力された音声信号の特徴量の時系列を前記標準パタン辞書における複数の単語の特徴量の時系列と比較し各単語の類似度を求める類似度比較部と、各単語の類似度から最も類似した単語を選択し出力する判定処理部とを備え、標準特性変換学習について、音声認識時の入力特性による音声信号と標準パタン作成登録時の標準特性による音声信号との差信号を適応フィルタの係数更新に使用し、音声認識時の入力特性を標準特性に変換する係数として学習し、前記標準特性変換フィルタの係数として設定する係数学習部を備え、実際に入力される音声信号を標準パタン作成登録時の標準特性による音声信号に変換し、標準パタン作成登録時の標準特性で特徴抽出された特徴量の時系列と標準パタン辞書上の標準パタンの特徴量の時系列を比較して音声認識するように構成されたことを特徴とする音声認識装置。
IPC (2件):
G10L 3/02 301
, H03H 21/00
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