特許
J-GLOBAL ID:200903082265413457

スイッチングコンバータ回路

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 脇 篤夫 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-347106
公開番号(公開出願番号):特開平7-194113
出願日: 1993年12月27日
公開日(公表日): 1995年07月28日
要約:
【要約】【構成】 電流共振型コンバータにおけるドライブトランスT1 を制御巻線LC1を有する直交型トランスとして、制御巻線LC1は整流平滑電圧Eiと抵抗R1 を介して接続する。これにより、入力電圧に応じた制御電流IC の変化に応じて、被制御巻線である駆動巻線LB1、LB2のインダクタンスを変化させてスイッチングトランジスタQ1 、Q2 のスイッチング周波数を可変制御することで定電圧制御を行うように構成する。【効果】 通常の電流共振型コンバータに対してドライブトランスを直交型として、制御巻線に対して直列接続される抵抗を負荷するのみでレギュレータを構成可能なため、起動回路やIC駆動電源回路等が不用となり、部品点数及び回路構成等が簡略になる。また、直交型トランスにおいては制御巻線のターン数を増やすことで、これ流すべきコントロール電流はわずかでよくなるので定電圧制御に要する制御電力も少なくて済む。
請求項(抜粋):
スイッチングトランジスタと、該スイッチングトランジスタのスイッチング周波数を設定するコンデンサ及び時定数インダクタンスからなる周波数設定回路と、前記時定数インダクタンスの出力で駆動されるドライブトランスと、コンバータトランスの一次巻線と電流共振コンデンサからなり、前記スイッチングトランジスタのスイッチング電流が共振電流として流れる共振回路を備えた自励式電流共振型のスイッチングコンバータ回路において、前記ドライブトランスは、前記時定数インダクタンスが被制御巻線とされると共に、この被制御巻線に直交する方向に巻回され、入力電圧のレベルに応じたレベルの電流が流れるようにされた制御巻線を設けた直交型のドライブトランスとして構成したことを特徴とするスイッチングコンバータ回路。

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