特許
J-GLOBAL ID:200903082270613960

アモルフアスシリコン系感光体を用いた電子写真装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 若林 忠
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-283268
公開番号(公開出願番号):特開平5-119498
出願日: 1991年10月29日
公開日(公表日): 1993年05月18日
要約:
【要約】【目的】 電子写真装置の光メモリを除去するとともに、帯電能低下、電位シフトおよび画像濃度ムラ、画像流れ、温度依存性等を最小限に抑え、感度を向上させる。【構成】 電子写真装置は、a-Si系感光体11の表面に近接して設けられた周波数が10kHz以下の基準波Rを用いて作成した矩形波を出力する駆動回路17により駆動される主除電光源16を含む。ドラム10は、周速を基準波Rの周波数で除した値が1mm以下となる速度で回転するように駆動される。光導電層22は、表面層23最近傍で含有量が最小となる炭素原子と最大となる弗素原子を含有し、表面層23は、含有量の和が40〜90原子%となる炭素原子と窒素原子と酸素原子と1×10-5原子ppm以上1×105原子ppm以下の周期律表第III 族原子とを含有する。
請求項(抜粋):
導電性支持体の表面上に順次積層された光導電層および表面層を有するアモルファスシリコン系感光体に画像情報に応じた露光光を照射して静電潜像を形成したのち、該静電潜像を現像して前記画像情報を記録する、アモルファスシリコン系感光体を用いた電子写真装置において、前記アモルファスシリコン系感光体の表面に近接して設けられた、周波数が10kHz以下の基準波を用いたパルス幅変調点灯方式で駆動される、主除電光を発する主除電光源を含み、前記アモルファスシリコン系感光体が、前記基準波の周波数で除した値が1mm以下となる移動速度で前記主除電光の照射領域を移動し、前記アモルファスシリコン系感光体の前記光導電層が、前記表面層最近傍で含有量が最小となる炭素原子と、前記表面層最近傍で含有量が最大となる弗素原子とを含有し、前記アモルファスシリコン系感光体の前記表面層が、炭素原子と窒素原子と酸素原子と周期律表第III 族に属する原子とを含有し、該炭素原子と該窒素原子と該酸素原子との含有量の和が40〜90原子%であり、該周期律表第III 族に属する原子の含有量が1×10-5原子ppm以上1×105 原子ppm以下であることを特徴とする 、アモルファスシリコン系感光体を用いた電子写真装置。
IPC (7件):
G03G 5/08 303 ,  G03G 5/08 304 ,  G03G 5/08 305 ,  G03G 5/08 306 ,  G03G 15/00 303 ,  G03G 15/02 ,  G03G 21/00 307

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