特許
J-GLOBAL ID:200903082274585589
光ヘッド用光学系
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
永井 冬紀
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-077777
公開番号(公開出願番号):特開平10-275355
出願日: 1997年03月28日
公開日(公表日): 1998年10月13日
要約:
【要約】【課題】 異なる保護基板厚の光ディスクに対して書き込みあるいは読み出しが可能な光ヘッド用光学系を提供する。【解決手段】 光ヘッド用光学系の光路中に挿入される絞り開口を、円形開口20、または輪帯開口21に選択可能な構成とする。そして、1.2mmの保護基板厚を有する光ディスク30に書き込みあるいは読み出しをする際には円形開口20を選択する。このとき、対物レンズ10の球面収差は1.2mmの保護基板厚を有する光ディスク30に対して補正がなされている。一方、0.6mmの保護基板厚を有する光ディスク31に書き込みあるいは読み出しをする際には輪帯開口21を選択し、この輪帯開口21にて対物レンズ10の周縁部を透過する光のみを用いる。これにより、保護基板厚の違いにより生ずる対物レンズ10の球面収差を低減する。
請求項(抜粋):
信号面を保護する保護基板により保護された複数の種類の光ディスクに対してデータの書き込みあるいは読み出しが可能な光ヘッドに用いられる光ヘッド用光学系において、前記保護基板の厚さが異なる少なくとも第1の光ディスクまたは第2の光ディスクに対して書き込みあるいは読み出しをする際に、保護基板の厚さに対応して、前記第1の光ディスクに対して書き込みあるいは読み出しをする際には、円形開口を介した光束を前記信号面に導く一方、前記第2の光ディスクに対して書き込みあるいは読み出しする際には、輪帯開口を介した光束を前記信号面に導くことを特徴とする光ヘッド用光学系。
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