特許
J-GLOBAL ID:200903082277884668

内燃機関の回転方向切換制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 松本 英俊 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-252379
公開番号(公開出願番号):特開平11-093719
出願日: 1997年09月17日
公開日(公表日): 1999年04月06日
要約:
【要約】【課題】未燃焼ガスの排出を伴うことなく機関の回転方向を反転させること。【解決手段】時刻t1 で反転指令が発生した時に内燃機関への燃料の供給を停止させ、機関の回転速度を設定値Nsまで低下させる。回転速度が設定値Nsまで低下する間に点火位置を過進角位置θd1まで進角させておく。時刻t3 において機関の回転速度が設定値Nsまで低下したときに、燃料の供給を再開させ、機関の回転方向を反転させる。時刻t5 において内燃機関1の回転方向の反転に成功したと判定されたときに点火位置を上死点TDC付近の位置に移行させて、反転した方向への機関の回転を維持する。
請求項(抜粋):
シリンダ内を往復移動するピストンと該ピストンに連結されたクランク軸とを備えて、点火位置を制御することができる点火装置により点火される火花点火式往復ピストン形内燃機関の回転方向を切り換える回転方向切換制御方法において、前記内燃機関の回転方向を反転させることを指令する反転指令が与えられたときに、スロットルバルブの開度をアイドリング時の開度付近に保った状態で、内燃機関への燃料の供給を停止して該内燃機関の回転速度を設定値まで低下させる燃料遮断過程と、前記燃料遮断過程で前記内燃機関の回転速度が設定値に達するまでの間に前記点火装置が点火動作を行う位置を機関の回転方向を反転させるのに適した過進角位置に移行させる点火位置移行過程と、前記内燃機関の回転速度が前記設定値に達したときに前記内燃機関への燃料の供給を再開させるとともに前記過進角位置で前記点火装置に点火動作を行わせる回転方向反転過程と、前記回転方向反転過程で前記内燃機関の回転方向の反転に成功したか否かを判定する回転方向判定過程とを行わせ、前記回転方向判定過程により回転方向の反転に成功したと判定された時に、前記点火位置を反転した方向への内燃機関の回転を維持するのに適した回転角度位置に移行させることを特徴とする内燃機関の回転方向切換制御方法。
IPC (6件):
F02D 27/02 ,  F02D 27/00 ,  F02D 41/32 ,  F02D 43/00 301 ,  F02D 43/00 ,  F02P 5/15
FI (7件):
F02D 27/02 ,  F02D 27/00 A ,  F02D 41/32 D ,  F02D 43/00 301 B ,  F02D 43/00 301 H ,  F02D 43/00 301 K ,  F02P 5/15 B
引用特許:
出願人引用 (4件)
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