特許
J-GLOBAL ID:200903082282494282

ディーゼル機関用燃料噴射装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 服部 雅紀
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-214082
公開番号(公開出願番号):特開平6-066220
出願日: 1992年08月11日
公開日(公表日): 1994年03月08日
要約:
【要約】【目的】 制御弁部の摺動抵抗を減らし、異物が詰まりにくく、焼き付きが起こりにくいディーゼル機関用燃料噴射装置を提供することにある。【構成】 噴孔を開閉するノズルニードルは、このピストン12を介して背後に形成される圧力室15の圧力により制御される。この圧力室15の圧力は、三方電磁弁16により高圧側の燃料圧と低圧側の燃料圧とに切り換え制御される。三方電磁弁16は、インナバルブ19を摺動自在に配すアウタバルブ18をシリンダ17に摺動自在に嵌合する。蓄圧配管に連通する高圧燃料通路54、55は、シリンダ軸線に交差しない方向に延びグルーブ32に連通している。コイル20が励磁されると、圧縮コイルスプリング21に抗してアウタバルブ18を開方向にリフトし、高圧燃料通路54、55からグルーブ32へ流入する燃料旋回流によってアウタバルブ18に回転力が付与される。
請求項(抜粋):
高圧燃料を蓄える蓄圧配管と、この蓄圧配管に連通する噴孔を開閉するノズルニードル、およびこのノズルニードルに作用させる圧力を保持する圧力室の圧力を高圧と低圧とに切り替える制御弁を有するインジェクタとを備え、前記制御弁を駆動することにより前記ノズルニードルを作動させて前記蓄圧配管内の燃料を前記噴孔から噴射するディーゼル機関用燃料噴射装置において、前記制御弁はシリンダ内に摺動自在に保持された弁手段とこの弁手段を駆動する駆動手段とからなり、前記シリンダの前記弁手段摺動部には該弁手段を囲むよう環状溝が形成されており、この環状溝と前記蓄圧配管とは燃料通路で連通されており、この燃料通路は、前記環状溝の中心軸に交差しない方向に高圧燃料を導入し、環状溝内に旋回流を発生させるよう形成されていることを特徴とするディーゼル機関用燃料噴射装置。

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