特許

J-GLOBAL ID：200903082283080414

緩み止めナット

発明者： 丸井 是人 ,  大槻 隆一
出願人/特許権者： 日東精工株式会社
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平5-227743
公開番号（公開出願番号）：特開平7-042725
出願日： 1993年07月28日
公開日（公表日）： 1995年02月10日
要約：

【要約】【目的】 緩み止め機能を有し、かつレンズを損傷させることのない安価なナットを提供すること。【構成】 所定のめねじ2を形成した金属ナット1の後端に前記めねじ2の有効径と同径もしくは有効径より小径のねじ込み部4aとそのねじ込み部4aよりも外側へ逃げる複数の縦溝部4bとによって形成したねじなし穴4を有する樹脂部材3を前記金属ナット1と同心にかつ一体に形成した。【効果】 金属ナットがインサートしてあるため軸方向の締付け強度は充分に確保され、樹脂部材のねじなし穴がねじ外径より小さくしてあるので締付け時にねじ自身でねじ山が形成され、樹脂材の弾性によりねじ外面を締付けてねじの緩みを防止することができる。また部品数が少なくなり組付けの作業性が良く組付けコストが低減できる。さらに製造時に、金属ナットを所定の位置に正確にインサート成形することができる。

請求項（抜粋）：

所定のめねじを形成した金属ナットの後端に前記めねじの有効径と同径もしくは有効径より小径のねじ込み部とそのねじ込み部よりも外側へ逃げる複数の縦溝部とによって形成したねじなし穴を有する樹脂部材を前記金属ナットと同心にかつ一体に形成したことを特徴とする緩み止めナット。