特許
J-GLOBAL ID:200903082291203223

光学素子の成形用型およびその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山下 穣平
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-122081
公開番号(公開出願番号):特開平6-048750
出願日: 1993年04月27日
公開日(公表日): 1994年02月22日
要約:
【要約】【目的】 プレス成形時温度から離型温度までの冷却過程において、そのガラス素材の粘度が1012〜1015ポアズに相当する温度領域では、上記ガラス素材が著しい粘弾性特性を示し、それが大きく上記熱応力に影響する点を考慮して、数値解析を行ない、これを基にして、成形された光学素子の光学機能面が、設計上、設定された光学機能面に適合するような成形面を決定した成形用型、および、その製造方法を提供する。【構成】 成形プロセスの冷却過程で、光学素子材料の粘弾性温度領域および弾性温度領域において成形用型内の光学素子成形品に発生する熱応力を、上記光学素子材料の粘弾性特性に基いて数値解析し、上記成形用型で成形した光学素子の室温での光学機能面と設計上で設定された光学機能面との誤差が許容範囲に納まるように、上記数値解析で得られた値を基にした成形用型の成形面の補正を行ない、設計上で設定された上記光学機能面の形状に適合する成形面を決定する。
請求項(抜粋):
成形用型を用いて光学素子材料をプレス成形する際、予定された成形プロセスの冷却過程で、上記光学素子材料の粘弾性温度領域および弾性温度領域において成形用型内の光学素子成形品に発生する熱応力を、上記光学素子材料の粘弾性特性に基いて数値解析し、上記成形用型で成形した光学素子の室温での光学機能面と設計上で設定された光学機能面との誤差が許容範囲に納まるように、上記数値解析で得られた値を基にした成形用型の成形面の補正を行ない、設計上で設定された上記光学機能面の形状に適合する成形面を決定したことを特徴とする光学素子の成形用型。
IPC (2件):
C03B 11/16 ,  C03B 11/08

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