特許
J-GLOBAL ID:200903082291269020

土留め構造物の施工法及びそれに使用する補強パイプ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 加藤 誠
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-148222
公開番号(公開出願番号):特開平5-311660
出願日: 1992年05月14日
公開日(公表日): 1993年11月22日
要約:
【要約】【目的】 パネル,杭,矢板などの土留め構造物と、この構造物を支えるアンカーを容易に連結することができるとともに、構造物に下向きの分力をかけないようにする。【構成】 地山1に底部に行くにつれて深くなる掘削孔2を掘削し、アンカー3の定着長部5を挿入する。掘削孔2にセメントミルク6などの硬化材を注入して硬化させる。地山1から所定間隔離した位置に土留め構造物である土留めパネル7を立てる。アンカー3の掘削孔2から突出した部分を、10〜45度屈曲させて水平とする。このアンカー3の先端を、パネル7の切り欠き部分8のヘッド9に通して固定する。アンカー3のパネル7に連結する部分は水平であるため、アンカー3の傾斜角度に合わせてパネル7を加工するなどの手数が不要である。アンカー3の引張力による下向きの分力は、屈曲部分の直下の地盤に分散して、構造物直下にはかからない。地盤への局部集中荷重は発生せず、また矢板などの根入れを長くするなどが不要となる。
請求項(抜粋):
地山の掘削孔内に配置したアンカーを定着し、地山面から所定間隔離した位置に土留め構造物を立設してアンカーの先端に固定し、地山と構造物との間に土砂を埋める施工法において、地山の掘削孔は底部に行くに従って深くなるよう傾斜させてアンカーの掘削孔内に配した部分を傾斜させ、アンカーの掘削孔から出た水平部分に対し掘削孔内の部分を所定角度屈曲させたことを特徴とする土留め構造物の施工法。
IPC (2件):
E02D 17/04 ,  E02D 5/80

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