特許
J-GLOBAL ID:200903082298941726

デジタル伝送システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 長谷川 芳樹 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-074561
公開番号(公開出願番号):特開平9-266466
出願日: 1996年03月28日
公開日(公表日): 1997年10月07日
要約:
【要約】【課題】 端末局の増加に容易に対処することが可能で、且つ、周波数帯域を有効に利用しつつモノトーン雑音に強いデジタル伝送システムを提供する。【解決手段】 端末局10において、SP変換器11、逆FFT12、PS変換器13およびDA変換器14により、端末局に固有の複数のサブチャンネルキャリア信号がセンタ局30へ送信すべきシンボル列により変調され、さらに、発振器16、乗算器17およびBPF18により、キャリア信号が変調されて、センタ局30に送信されるべき伝送信号となる。端末局20においても同様である。センタ局30においては、BPF31、発振器32および乗算器33により、到達した合波された伝送信号が復調され、AD変換器34、SP変換器35およびFFT36によりサブチャンネル復調され、DEMUX37およびPS変換器38a,38bにより、各端末局から送信されたシンボル列が復元される。
請求項(抜粋):
センタ局と2以上の所定数の端末局それぞれとの間におけるマルチキャリア伝送方式によるデジタル伝送システムであって、前記所定数の端末局それぞれに設けられ、各端末局に固有の複数のサブチャンネルキャリア信号を前記センタ局に送信すべきシンボル列で変調してベースバンド時系列信号を生成し出力するサブチャンネル変調手段と、前記所定数の端末局それぞれに設けられ、前記所定数の端末局すべてに共通のキャリア信号を前記ベースバンド時系列信号で変調して伝送信号を出力する変調手段と、前記所定数の端末局それぞれで生成された前記伝送信号を合波して合波信号とし、該合波信号をセンタ局に向けて送出する合波手段と、前記センタ局に設けられ、到達した前記合波信号を前記キャリア信号について復調して、ベースバンド時系列混成信号を出力する復調手段と、前記センタ局に設けられ、前記ベースバンド時系列混成信号を前記所定数の端末局すべての前記複数のサブチャンネルキャリア信号それぞれについて復調して、シンボル列混成信号を出力するサブチャンネル復調手段と、前記センタ局に設けられ、前記シンボル列混成信号を前記所定数の端末局それぞれから送信されたシンボル列それぞれに分離して出力する分離手段と、前記所定数の端末局それぞれから前記シンボル列が送信される送信速度を調整するシンボルレート調整手段と、前記所定数の端末局それぞれから前記伝送信号それぞれを送出するタイミングを調整して、前記所定数の端末局それぞれから送出された前記伝送信号それぞれが前記センタ局に到達する時刻を一定にする送出タイミング調整手段と、を備えることを特徴とするデジタル伝送システム。
IPC (2件):
H04J 1/00 ,  H04J 11/00
FI (2件):
H04J 1/00 ,  H04J 11/00 Z

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