特許
J-GLOBAL ID:200903082302893650

移動体通信システムにおける多重接続方式

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 京本 直樹 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-330554
公開番号(公開出願番号):特開平7-193851
出願日: 1993年12月27日
公開日(公表日): 1995年07月28日
要約:
【要約】【目的】移動体通信システムにおけるハンドオーバの高速化を目指す。【構成】移動交換局100は各無線基地局111-115に対して、複数の無線基地局の識別子を記憶し、移動機120が通信を開始した無線基地局に対して記憶されている識別子の無線基地局に対して、移動機に対する通信信号を送信する。通信信号を受信する無線基地局は自局が移動機120との無線回線を開設している場合には無線区間に信号を送信し、開設していない場合は、受信した信号を廃棄し、移動交換局-無線基地局間の多重接続を実現する。移動機のチャネル切替先無線基地局は、通信チャネル切替の要求を受けたときに、移動機宛の信号を移動交換局より受けている場合は無線区間のハンドオーバの処理を行い、受け取っていない場合は、移動交換局に自無線基地局に対して該移動機への通信信号を送るように要請して、多重接続の処理を行なった後、ハンドオーバを実行する。
請求項(抜粋):
複数の移動機と、複数の無線ゾーンと、前記各無線ゾーン内に設置され、無線ゾーン内において移動機と無線チャネルを用いて通信を行なう複数の無線基地局と、前記無線基地局を統括する移動交換局とからなる移動体通信システムにおける多重接続方式において、移動交換局は、移動機が通信を開始した無線基地局の識別子を多重接続開始情報として記憶し、各無線基地局に対して、その無線基地局を含む複数の無線基地局の識別子を多重接続情報として記憶しておき、移動機が通信を開始した無線基地局の識別子を含む前記多重接続情報を持つ無線基地局に対して、前記移動機に対する通信信号を送信し、前記通信信号を受信した各無線基地局は、自局が前記移動機との無線回線を開設している場合には前記通信信号を無線区間に送信し、開設していない場合は、前記受信した信号を廃棄し、無線チャネル切替の要求を受けた無線基地局は、該移動機宛の信号を移動交換局より受けている場合は無線回線の切替え処理を行い、受け取っていない場合は、移動交換局に該移動交換局が記憶する多重接続開始情報において該移動機が通信を開始した無線基地局の識別子を自局の識別子に変更させることにより、自無線基地局に対して記憶されている多重接続情報中に含まれる無線基地局に対して該移動機への通信信号を送るようにして、多重接続を行なって後ハンドオーバの処理を行うことを特徴とする移動体通信システムにおける多重接続方式。
IPC (2件):
H04Q 7/22 ,  H04Q 7/28
FI (2件):
H04Q 7/04 K ,  H04B 7/26 108 B

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