特許
J-GLOBAL ID:200903082303787340

排ガスの脱硫・脱硝・除塵方法及び装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 後藤 洋介 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-276443
公開番号(公開出願番号):特開平10-118448
出願日: 1996年10月18日
公開日(公表日): 1998年05月12日
要約:
【要約】【課題】 簡便で安全性の高いより経済性に優れた排ガスの脱硫・脱硝・除塵装置を提供すること。【解決手段】 燃焼炉11には石灰が投入され、該石灰は燃焼炉内で熱分解してCaOを生成すると共に、SO2 成分と反応することにより一次脱硫が行われる。予熱器12は、熱交換により燃焼炉からの排ガスを酸露点近傍あるいはそれ以下に減温する。パルス放電反応器14-1は、パルス放電によるプラズマ電気化学反応により排ガス中のSO2 、NOX をSO3 、NO3 に転化すると共に、その一部をH2 SO4 、HNO3 に転化する。電気集塵装置14-2は、排ガス中のフライアッシュ及び未反応のCaOを捕集する集塵極を有して捕集されたフライアッシュ、CaOの表面にSO3 、NO3 を付着させた後、H2 SO4 、HNO3 に変化させ、更にフライアッシュ中のアルカリ成分、CaOと反応させてアルカリ塩として排出する。
請求項(抜粋):
燃焼炉の排ガス中に含まれるSO2 成分、NOX 成分、及びフライアッシュ成分を除去する脱硫・脱硝・除塵方法であって、前記燃焼炉内にCa成分を含む添加剤を投入して、熱分解により該添加剤からCaOを生成すると共に、SO2 成分と反応させて一次脱硫を行い、次いで、該燃焼炉からの排ガスを酸露点近傍あるいはそれ以下に減温し、当該減温された排ガスをパルス放電によるプラズマ電気化学反応によりSO2、NOX をSO3 、NO3 に転化すると共に、その一部をH2 SO4 、HNO3に転化し、更に、電気集塵装置によりフライアッシュ及び未反応のCaOの表面にSO3、NO3 を付着させた後、H2 SO4 、HNO3 に変化させ、更にフライアッシュ中のアルカリ成分、CaOと反応させてアルカリ塩として除去することを特徴とする排ガスの脱硫・脱硝・除塵方法。
IPC (8件):
B01D 53/50 ,  B01D 53/81 ,  B01D 53/60 ,  B01D 53/74 ,  F23C 11/00 ZAB ,  F23C 11/00 307 ,  F23C 11/00 317 ,  F23J 15/00
FI (7件):
B01D 53/34 124 Z ,  F23C 11/00 ZAB ,  F23C 11/00 307 ,  F23C 11/00 317 ,  B01D 53/34 132 A ,  F23J 15/00 A ,  F23J 15/00 B

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