特許
J-GLOBAL ID:200903082305041329

便座取付装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 重野 剛
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-304492
公開番号(公開出願番号):特開平9-084724
出願日: 1995年11月22日
公開日(公表日): 1997年03月31日
要約:
【要約】【課題】 便座の取付強度が高く、しかも便座の取り外し作業性が良好な便座取付装置を提供する。【解決手段】 便座支持部材72は、そのヘッド挿入孔82をヘッド78に嵌合させ、摘み102を摘んで回転板94を回転させ、ボール88を大径部82aの周面のうち凹部90以外の箇所に当接させることにより、固定部材70に対し固定される。即ち、ボール88が大径部82aの周面のうち凹部90以外の箇所に当接すると、ボール88がリング84の内周面から突出し、該ボール88がヘッド78の溝80に係合する。これにより、便座支持部材72が固定部材70に対し固定される。この場合、便座支持部材72に対し離脱方向の大きな外力が加えられたとしても、ボール88が溝80から退出することがなく、便座支持部材72が固定部材70から外れることはない。
請求項(抜粋):
便器に固定される固定部材と、該固定部材に着脱自在に係合された便座支持部材と、該便座支持部材の該固定部材からの離脱を阻止するためのロック機構とを備えてなる便座取付装置において、前記固定部材は便器上面に配置される円盤状のヘッドを備え、該ヘッドの側周面には周回方向に溝が設けられており、前記便座支持部材は、該ヘッドが挿入されるヘッド挿入孔を備えており、該ヘッド挿入孔内において該ヘッドと同心状にリングが配置されており、該リングには、該リングを径方向に貫く孔又は切欠が設けられており、該孔又は切欠内にロック部材が該径方向へ移動可能に配置されており、該ヘッド挿入孔の内周面の一部には、該ロック部材のリング外方の端部が入り込み得る凹部が設けられており、該ロック部材は、そのリング外方の端部が該凹部に入り込んだときにはそのリング内方の端部が該ヘッドの該溝から退出し、そのリング外方の端部が該凹部以外のヘッド挿入孔内周面に当接したときには、そのリング内方の端部が該ヘッドの該溝内に係入する大きさを有していることを特徴とする便座取付装置。

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