特許
J-GLOBAL ID:200903082312540578

フロントサッシ下部の防水構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 森 哲也 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-063836
公開番号(公開出願番号):特開2000-257178
出願日: 1999年03月10日
公開日(公表日): 2000年09月19日
要約:
【要約】【課題】サッシ下枠側から浸入した雨水等の水を速やかに外部に流し出して室内側は勿論のことサッシ下枠の下部側への漏水を確実に防止することができるフロントサッシ下部の防水構造を提供する。【解決手段】室外側のスラブ上2に防水シート10を敷設し、この防水シートのシート端部10aを、躯体コンクリート4の側部に沿って立ち上がるように配置し、シート端部を覆うように保護緩衝材22を配置し、この保護緩衝材に接した状態で防水シート上に押えコンクリートを打設する。ここで、保護緩衝材は、網状繊維形状の透水部24と、この透水部に層状に固定された弾性を有する緩衝部26とで構成されており、緩衝部が押えコンクリートに接するように配置した。
請求項(抜粋):
建物の室内側及び室外側の境界位置となるスラブ上にサッシ固定用コンクリートを打設し、このサッシ固定用コンクリートにサッシ下枠を固定してフロントサッシを配置するとともに、室外側の前記スラブ上、或いは室内側の前記スラブ上に防水シートを敷設し、該防水シートのシート端部を前記サッシ固定用コンクリートの側部に沿って立ち上がるように配置し、或いは、該防水シートのシート端部を前記サッシ下部に配置した後に室内側立上りコンクリート部に沿って立ち上がるように配置し、前記シート端部を覆うように保護緩衝材を配置し、該保護緩衝材に接した状態で前記防水シート上に押えコンクリートを打設し、該押えコンクリート上に床仕上げ材を配置し、該床仕上げ材と前記サッシ下枠との間の隙間にシーリング材を充填してなるフロントサッシ下部の防水構造において、前記保護緩衝材を、網状繊維形状の透水部と、この透水部に層状に固定された弾性を有する緩衝部とで構成し、前記緩衝部が前記押えコンクリートに接するように配置し、前記サッシ下枠の近傍から浸入した雨水等の水が前記透水部を通過して下方に速やかに流れるようにするとともに、前記保護緩衝材の下部で排水口が開口している排水路を、前記防水シートと前記押えコンクリートとの境界面に配置したことを特徴とするフロントサッシ下部の防水構造。
IPC (3件):
E04B 1/64 ,  E04B 5/43 ,  E06B 1/56
FI (3件):
E04B 1/64 B ,  E04B 5/43 G ,  E06B 1/56 Z
Fターム (15件):
2E001DA01 ,  2E001DA02 ,  2E001FA18 ,  2E001FA21 ,  2E001GA05 ,  2E001GA12 ,  2E001GA24 ,  2E001GA29 ,  2E001HD08 ,  2E001HD11 ,  2E001MA06 ,  2E001MA11 ,  2E011KC03 ,  2E011KD03 ,  2E011KG06

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