特許
J-GLOBAL ID:200903082316361600

板幅方向反り及び板長手方向反り検出方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 秋沢 政光 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-276756
公開番号(公開出願番号):特開平6-102036
出願日: 1992年09月22日
公開日(公表日): 1994年04月12日
要約:
【要約】【目的】 処理板材の無張力,無拘束の切り板状態での板幅方向及び板長手方向の形状を、ライン内で評価する反りの検出方法を提供する。【構成】 被検材の板幅方向形状,張力及び予め得られる被検材の厚み,幅,材料定数をもとに、(1)式で算出される板幅方向形状wとの偏差が最小になるように板長手方向及び板幅方向残留モーメントMx0,My0を最小二乗法で求め、(2),(3)式に基づいて板長手方向反りLl及び板幅方向反りLcを算出する反りの検出方法である。w(y)=Mx0・wx(y)+My0・wy(y) ......(1)Ll=Mx0・l02 /4D ......(2)Lc=My0・b2 /4D ......(3)【効果】 帯状被検材の反りがオンラインで精度良く検出され、実操業にフィードバックして精度の良い鋼帯を得ることができる。
請求項(抜粋):
通板されている被検材の基準通板位置からの変位を板幅方向に検出する手段から得られる板幅方向形状と、被検材の張力を検出する手段から得られる張力及び予め得られる被検材の厚み,幅,材料定数をもとに、下記数1で算出される板幅方向形状wとの偏差が最小になるように板長手方向残留モーメントMx0及び板幅方向残留モーメントMy0を最小二乗法で求め、ついで下記数2及び数3に基づいて切り板状態での板長手方向反りLl及び板幅方向反りLcを算出することを特徴とする板幅方向反り及び板長手方向反り検出方法。【数1】w(y)=Mx0・wx(y)+My0・wy(y)【数2】Ll=Mx0・l02 /4D【数3】Lc=My0・b2 /4D但し:W :板幅方向形状関数y :板幅方向位置Mx0 :板長手方向残留モーメントMy0 :板幅方向残留モーメントwx(y):幅方向位置yでの板長手方向残留モーメントにより現れる単位モーメント当たりの変位量wy(y):幅方向位置yでの板幅方向残留モーメントにより現れる単位モーメント当たりの変位量l0 :切り板長さb :被検材の板幅D :材料定数及び被検材厚で決まる曲げ剛さ
IPC (3件):
G01B 21/20 ,  B21C 51/00 ,  G01B 11/24

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