特許
J-GLOBAL ID:200903082324200497

タイヤのビード部の補強構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 恩田 博宣
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-302872
公開番号(公開出願番号):特開平9-142112
出願日: 1995年11月21日
公開日(公表日): 1997年06月03日
要約:
【要約】【課題】 軽量でかつ製造が簡単で、しかも充分な剛性を確保することができるタイヤのビード部の補強構造を提供すること。【解決手段】 タイヤ1のビード部3内に、環状の補強部材4をタイヤ1の周方向に沿って配置する。補強部材4は断面細長形状をなしており、ビード部3からサイドウォール部の近傍にまで亘って配置されている。補強部材4を、第1層5と、その第1層5の外周に固着された第2層6と、その第2層6の外周に固着された断面三角形状の硬質ゴム製のエイペックス7とから構成する。第1層5は、並列配置された複数本のケブラー製の線状物8をゴム9で被覆してなる帯状体10を、複数回積層巻回することにより構成される。第2層6は、並列配置された複数本のナイロン製の線状物11をゴム12で被覆してなる帯状体13を、複数回積層巻回することにより構成される。
請求項(抜粋):
タイヤのビード部内に環状の補強部材を配置し、その補強部材は、非金属製線状物を積層巻回してなる第1層と、その第1層の外周に設けられ、同第1層を構成する線状物より低剛性の非金属製線状物を積層巻回してなる第2層と、その第2層の外周に設けられた断面三角形状の硬質ゴム製のエイペックスとから構成され、前記第1層及び第2層のうち少なくとも第1層は、断面ほぼ長方形状をなすように、その半径方向における幅が軸線方向における幅に比して大きく形成されているタイヤのビード部の補強構造。
FI (2件):
B60C 15/06 R ,  B60C 15/06 B

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