特許
J-GLOBAL ID:200903082325103835

車輪用転がり軸受ユニット

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小山 武男 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-133518
公開番号(公開出願番号):特開平11-325061
出願日: 1998年05月15日
公開日(公表日): 1999年11月26日
要約:
【要約】【課題】 高温となる部分に設置する構成部材等の耐熱性を確保する事により、車輪用転がり軸受ユニットの耐久性を確保する。【解決手段】 各転動体13、13を設置する空間46、46 a、46bを密閉する1対のシールリング33、45のうち、少なくともハウジング部11a側のシールリング45を構成する弾性材49の材質を、水素添加アクリロニトリルブタジエンゴム或はアクリルゴムとする。各転動体13、13を保持する1対の保持器51、51のうち、少なくともハウジング部11a側の保持器51を、ポリアミド46製又はポリフェニレンサルファイド製とする。上記空間46a、46bに封入するグリースの基油を合成油とし、増ちょう剤を非石鹸基とする。
請求項(抜粋):
外周面に懸架装置に支持する為の第一の取付フランジを、内周面に複列の外輪軌道を、それぞれ有し、使用時にも回転しない外輪相当部材と、外周面の一端寄り部分に車輪を支持する為の第二の取付フランジを、同じく中間部に複列の内輪軌道を、それぞれ設け、他端部を等速ジョイントの外輪となるハウジング部とした、使用時に回転する内輪相当部材と、上記各外輪軌道と上記各内輪軌道との間にそれぞれ複数個ずつ転動自在に設けられた転動体と、上記外輪相当部材の内周面と上記内輪相当部材の外周面との間部分で上記複数個の転動体を設けた空間の軸方向両端開口部を塞ぐ1対のシールリングとを備え、この1対のシールリングのうちの上記ハウジング部側のシールリングの内径側に、上記等速ジョイントを構成する為に上記ハウジング部の内周面に形成した外側係合溝の一部を進入させた車輪用転がり軸受ユニットに於いて、上記1対のシールリングのうちの少なくともハウジング部側のシールリングを構成する弾性材の材質を、水素添加アクリロニトリルブタジエンゴム又はアクリルゴムとした事を特徴とする車輪用転がり軸受ユニット。
IPC (4件):
F16C 19/18 ,  F16C 33/44 ,  F16C 33/66 ,  F16C 33/76
FI (4件):
F16C 19/18 ,  F16C 33/44 ,  F16C 33/66 Z ,  F16C 33/76 A

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