特許

J-GLOBAL ID：200903082328830894

SUS線材の脱スケール方法及び連続伸線方法

発明者： 柳原 和夫
出願人/特許権者： 大同特殊鋼株式会社
代理人 (1件)： 足立 勉
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平4-355663
公開番号（公開出願番号）：特開平6-182429
出願日： 1992年12月18日
公開日（公表日）： 1994年07月05日
要約：

【要約】【目的】 SUS線材に対して、塩浴,酸洗を用いることなく脱スケールをし、有機溶剤を使用せずに潤滑被膜を形成して連続伸線すること。【構成】 サプライスタンド1 と巻取装置3 との間に、矯正機11,エアブラスト装置13,ブラッシング装置15,水溶性無機塩の水溶液を保温状態で収納した無機塩付着槽17,線材立ち上げ装置19,ブロアー21,熱風吹付パイプ23及びダイスボックス付伸線ダイス装置25とが設けられた連続伸線装置を用いて、SUS304鋼の連続伸線をした。エアブラストでは、粒径0.3mm以下の不定形のAl2O3 粉末を使用し、4気圧でブラストした。ブラッシングは、SiC砥粒入りのナイロンブラシを用いた。エアブラストでほぼ完全に脱スケールでき、ブラッシングによって表面の平滑化と食い込んだAl2 O3 粉末の除去ができ、水溶性無機塩の潤滑被膜の付着も良く、良好な連続伸線ができた。

請求項（抜粋）：

スケール付のSUS線材に対してエアブラスト法にて硬質物質粉末を打ちつけてスケールを除去した後に、ブラッシング処理にて、SUS線材表面の平滑化及びSUS線材表面に食い込んだ硬質物質粉末の除去を行うSUS線材の脱スケール方法。

IPC (5件)：

B21C 1/00 ,  B08B 7/04 ,  B21C 9/00 ,  B21C 43/04 ,  B24C 1/00