特許
J-GLOBAL ID:200903082338123169
アルカリプロテアーゼK-16M
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
小野 信夫 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-141032
公開番号(公開出願番号):特開平5-308967
出願日: 1992年05月07日
公開日(公表日): 1993年11月22日
要約:
【要約】 (修正有)【構成】 下記の酵素学的性質を有するアルカリプロテアーゼK-16M(1) 作用単純蛋白質及び複合蛋白質を加水分解し、オリゴペプチド又はアミノ酸を生成する。(2) カゼイン、ヘモグロビン等の水可溶性蛋白質ならびにケラチン、エラスチン等の水不溶性蛋白質に対して良好な活性を有する。(3) 至適pHは11.0〜12.3(40°C、10分間反応、基質:カゼイン)。pH6.0〜12.8の範囲で最大活性値の50%以上の活性を保有。(4) 至適温度は55°C(pH10.0、基質:カゼイン)。(5) 分子量28,000±1,000(ドデシル硫酸ナトリウム(SDS)-ポリアクリルアミドゲル電気泳動法)。【効果】 このアルカリプロテアーゼK-16Mは、各種の界面活性剤中で安定であり、洗浄剤配合用酵素として極めて優れたものである。
請求項(抜粋):
下記の酵素学的性質を有するアルカリプロテアーゼK-16M(1) 作 用単純蛋白質及び複合蛋白質を加水分解し、オリゴペプチド又はアミノ酸を生成する。(2) 基質特異性カゼイン、ヘモグロビン等の水可溶性蛋白質ならびにケラチン、エラスチン等の水不溶性蛋白質に対して良好な活性を有する。(3) 至適pHカゼインを基質とし、種々の緩衝液中で40°C、10分間反応を行った場合、至適pHは11.0〜12.3である。 さらに、pH6.0〜12.8の範囲で最大活性値の50%以上の活性を有する。(4) pH安定性種々の緩衝液中にCa2+を加え、55°Cで10分間処理した場合、pH5.0〜12.0の範囲で極めて安定である。(5) 至適温度カゼインを基質とし、pH10.0で反応を行った場合、至適温度は55°Cである。(6) 耐 熱 性pH9.0、50°Cにて10分間処理した場合、またはCa2+を加え60°Cにて10分間処理した場合、90%以上の残存活性を有する。(7) 分 子 量28,000±1,000(ドデシル硫酸ナトリウム(SDS)-ポリアクリルアミドゲル電気泳動法による)。(8) 金属イオンの影響カゼインを基質とした場合、Hg2+で活性が阻害される。また、Ca2+で熱安定性及びpH安定性が増大する。(9) 阻害剤の影響エチレンジアミン四酢酸、p-クロロマーキュリー安息香酸、アンチパインで活性が阻害されない。フェニルメタンスルホニルフルオリド、キモスタチンによって活性が阻害される。(10)界面活性剤の影響直鎖アルキルベンゼンスルホン酸ナトリウム、ポリオキシエチレンアルキル硫酸ナトリウム、ドデシル硫酸ナトリウム、α-オレフィンスルホン酸ナトリウム、アルカンスルホン酸ナトリウム、α-スルホ脂肪酸エステル等の界面活性剤が高濃度に存在しても、極めて安定である。
IPC (3件):
C12N 9/54
, C11D 3/386
, C12R 1:07
引用特許:
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