特許
J-GLOBAL ID:200903082342168126

非接触流速検出方法及び装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 曾我 道照 (外6名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-079778
公開番号(公開出願番号):特開2000-275267
出願日: 1999年03月24日
公開日(公表日): 2000年10月06日
要約:
【要約】【課題】 従来の非接触流速検出方法では、位相整流回路を介してのみ起電圧から速度成分電圧を取り出す方法であるため、速度成分電圧と渦電流成分電圧とを完全に分離することはできず、導電性流体の流速の精度が不足していた。【解決手段】 本発明による非接触流速検出方法及び装置は、流速検出器ヘッド(15)の傾きを検出してその傾き状態を制御することによって、流速検出器ヘッド(15)の姿勢を湯面(100a)に沿う状態とし、渦電流成分電圧(es)の精度を従来よりも向上させ、流速(V)の精度を向上させる構成である。
請求項(抜粋):
測定対象である導電性流体に対して、非接触に配置したコア(5)の励磁コイル(4)に低周波発振器(1)と高周波発振器(2)からの2つの交流電流が印加されることで生じた低周波磁場と高周波磁場が導電性流体(100)に入射することにより、前記磁場コイル(4)で発生した低周波磁場を妨げる方向に生じた磁束が鎖交することにより発生する渦電流成分電圧(es)と、前記磁場コイル(4)からの低周波磁場と測定対象である導電性流体(100)が相対移動することにより生じた速度成分電圧(ev)とを検出するための検知コイル(6)を有する流速検出器ヘッド(15)を用いて前記導電性流体(100)の流速(V)を得るようにした非接触流速検出方法において、前記流速検出器ヘッド(15)の下部に設けられた少なくとも1対の傾き検出コイル(40,41)により前記流速検出器ヘッド(15)の傾きを検出し、前記各傾き検出コイル(40,41)からの各傾き検出値(θ12)の差が零になるように前記流速検出器ヘッド(15)の傾き姿勢を制御することを特徴とする非接触流速検出方法。
引用特許:
出願人引用 (1件) 審査官引用 (1件)

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