特許
J-GLOBAL ID:200903082345532678

確実にシールする入口弁を備えた胃瘻造設補給ポート

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 社本 一夫 (外5名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-535012
公開番号(公開出願番号):特表平11-505731
出願日: 1996年05月15日
公開日(公表日): 1999年05月25日
要約:
【要約】繰り返しの使用及び長期間の使用の後に確実にシールされた状態を維持する胃瘻造設補給ポートが開示されている。一つの実施形態においては、弁ハウジングは、長期間に亙って挿入されたままとされるカテーテル内への流体連通を提供するための内側通路を形成しており且つ同内側通路内に弁部材収容キャビティを形成している堅固な圧縮カラー部分を含んでいる。弾性弁部材は、形状が弁部材収容キャビティの形状にほぼ合致するが非圧縮状態においては同キャビティよりも寸法が大きい外周縁を有している。弾性弁部材はまた、膜部分の外周縁から離れる方向に延びており且つ前記キャビティの形状とほぼ合致した形状の外側壁部分をも含んでいる。弾性弁部材は、前記外側壁部分を前記キャビティ内へと進入させることによって、前記収容キャビティ内に圧入され、それによって、外周縁の寸法が圧縮されてキャビティ内に嵌合せしめられるようにし、前記圧縮カラーが膜部分の外周縁を内方へと押圧してスリットを常閉位置に向かって付勢する横方向の圧縮力を付与するようになされている。体内に既に設置されているPEGチューブを高さの低い供給ポートへと直接変えるために提供され且つ外部の供給チューブアダプタに直に確実に結合するために提供された付加的な実施形態も開示されている。
請求項(抜粋):
長期間挿入したままとされるカテーテルのためのモジュール型の一方向弁であって、 長期間挿入したままとされるカテーテル内への流体連通を提供するための内側貫通通路を画成する弁ハウジングであって、同弁ハウジング内に弁部材収容キャビティを画成する堅固な圧縮カラー部分を含む弁ハウジングと、 膜部分と外壁部分とを含む弾性弁部材であって、前記膜部分は、貫通スリットを画成しており且つ前記弁部材収容キャビティの形状とほぼ合致するが、前記弾性弁部材が圧縮されていないときは直径が前記キャビティよりも大きい外周縁を有し、前記外壁部分は、前記外周縁から延びていて且つ前記キャビティの形状とほぼ合致する形状を有している、弾性弁部材と、を含み、 前記弾性弁部材は、前記外壁部分を前記キャビティ内へと進入させて、前記外周縁が圧縮されて前記キャビティ内に嵌入されることによって、前記弁部材収容キャビティ内に圧入され、前記弁ハウジングの前記圧縮カラー部分は、前記膜部分の外周縁を内方に押圧して、前記膜部分に横方向の圧縮力を付与し且つそれによって前記スリットを常閉位置へと付勢するようになされた、入口弁。
IPC (2件):
A61J 15/00 ,  A61M 31/00
FI (2件):
A61J 15/00 A ,  A61M 31/00

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