特許
J-GLOBAL ID:200903082346638755

吸収式冷凍装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石黒 健二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-162143
公開番号(公開出願番号):特開平10-009707
出願日: 1996年06月21日
公開日(公表日): 1998年01月16日
要約:
【要約】【課題】 吸収サイクルの各出力に対して十分な出力が得られ、損失を抑えて、効率が低下せず、運転経費を抑える。【解決手段】 高温再生器1で分離された冷媒蒸気を回収する冷媒回収タンク10と凝縮器5とを連通する冷媒流路L5に、温度または冷媒回収タンク10と凝縮器5との圧力差に応じて径面積を変更する可変オリフィス機構80を設ける。吸収サイクルの出力が小さく冷媒蒸気の温度が低く圧力が小さい場合には、可変オリフィス機構80の径面積が小さく、少量の冷媒蒸気が冷媒流路L5を通過し、吸収サイクルの出力が大きくなり冷媒蒸気の温度が高くなり圧力が大きくなると、可変オリフィス機構80の径面積が大きくなり多量の冷媒蒸気が冷媒流路L5を通過するため、出力が大きくても小さくてもオリフィスにおける損失を小さくでき、効率が低下しない。
請求項(抜粋):
冷媒を含む吸収液を加熱して該吸収液から冷媒蒸気を分離させる再生器と、該再生器によって分離した前記冷媒蒸気を冷却して凝縮させる凝縮器と、該凝縮器で凝縮した冷媒を低圧下で蒸発させる蒸発器と、該蒸発器で蒸発した冷媒蒸気を前記再生器から供給される吸収液に吸収させる吸収器と、該吸収器から前記再生器へ吸収液を戻すポンプとから吸収サイクルを形成した吸収式冷凍装置において、前記再生器で分離された前記冷媒蒸気を回収する冷媒回収タンクと前記凝縮器とを連通する冷媒流路に、温度または前記冷媒回収タンクと前記凝縮器との圧力差に応じて通路面積を変更する可変オリフィスを設けたことを特徴とする吸収式冷凍装置。

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