特許
J-GLOBAL ID:200903082347976042
キーレスエントリーシステム
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
柏木 明 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-281637
公開番号(公開出願番号):特開平8-144595
出願日: 1994年11月16日
公開日(公表日): 1996年06月04日
要約:
【要約】【目的】 セキュリティー性を向上させる。【構成】 トランスミッタ1からの起動信号によってレシーバ2より数値信号を送信出力させ、この数値信号に基づいてトランスミッタ1とレシーバ2とで共通のローリングコードを生成し、これを照合する。この際、数値信号の数値を乱数表9a,16aに基づいて変換し、この変換された数値を暗証コードと関連させてローリングコードを生成する。したがって、トランスミッタ1とレシーバ2との間で無線による信号の送受信がなされない数値、つまり、乱数表9a,16aの数値に基づいて数値信号の数値が変換されるため、数値信号の数値とローリングコードとの両方が知られてしまった場合でも、乱数表9a,16aを解読することができず、したがって、極めて高いセキュリティー性を得ることができる。
請求項(抜粋):
操作スイッチと、所定の暗証コードを格納するT側格納領域と、信号を無線によって送信出力するT側送信出力部と、無線による信号を受信するT側受信部とを有するトランスミッタと、前記トランスミッタ側と同一の暗証コードを格納するR側格納領域と、信号を無線によって送信出力するR側送信出力部と、無線による信号を受信するR側受信部とを有するレシーバと、前記トランスミッタ側に設けられ、前記操作スイッチが投入されると、前記T側送信出力部より起動信号を送信出力させる起動信号出力手段と、前記レシーバ側に設けられ、前記R側受信部が前記起動信号を受信すると、毎回異なる数値を発生する数値発生手段と、前記レシーバ側に設けられ、その数値発生手段が数値を発生するとこの数値を前記R側送信出力部より数値信号として送信出力させる数値送信手段と、前記レシーバ側に設けられ、前記数値発生手段によって発生した数値を乱数表に基づいて変換し、この変換された数値を前記R側格納領域に格納されている暗証コードと関連させてローリングコードを生成するR側ローリングコード生成手段と、前記トランスミッタ側に設けられ、前記T側受信部が前記数値信号を受信すると、この数値信号の数値を前記乱数表と同一の乱数表に基づいて変換し、この変換された数値を前記T側格納領域に格納されている暗証コードと関連させてローリングコードを生成するT側ローリングコード生成手段と、前記トランスミッタ側に設けられ、前記T側ローリングコード生成手段によりローリングコードが生成されると、このローリングコードを含む送信伝文を前記T側送信出力部より送信出力させる伝文送信手段と、前記レシーバ側に設けられ、前記R側受信部が前記送信伝文を受信すると、この送信伝文中のローリングコードと前記R側ローリングコード生成手段により生成されたローリングコードとの同一性を判定する照合手段と、前記レシーバ側に設けられ、その照合手段がローリングコードの一致を判定した場合に動作信号を出力する動作信号出力手段と、を含むことを特徴とするキーレスエントリーシステム。
引用特許:
審査官引用 (4件)
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特開平4-076175
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特開平1-198897
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特開平2-051998
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