特許
J-GLOBAL ID:200903082356552034
バーコード読取装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
鈴江 武彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-045333
公開番号(公開出願番号):特開平6-259588
出願日: 1993年03月05日
公開日(公表日): 1994年09月16日
要約:
【要約】【目的】読取ったバーコードの画像データの解析不可能時に、用紙又はバーコードセンサを読取り前の状態に戻さずに画像データの解析を可能にする。【構成】バーコードセンサからの電圧信号を8階調のデジタルデータに変換するA/D変換器と、このA/D変換器による変換により得たデジタルデータを記憶する画像メモリと設け、この画像メモリに記憶されたデジタルデータを読取って、設定されているしきい値により二値データに変換し、この二値データを解析して解析不可能の場合には、濃度チェックを行い、その濃度チェックの結果に基づいてしきい値を設定変更し、再び画像メモリからデジタルデータを読取って、この設定変更されたしきい値により二値データに変換し、この二値データを解析するもの。
請求項(抜粋):
用紙に印刷されたバーコードを読取るバーコード読取装置において、バーコードを読取り電圧信号を出力するバーコードセンサと、このバーコードセンサからの電圧信号を3値以上の多階調のデータとしてデジタルデータに変換するデジタル変換手段と、このデジタル変換手段により変換されて得たデジタルデータを記憶するデジタルデータ記憶手段と、このデジタルデータ記憶手段に記憶されたデジタルデータを、設定されているしきい値によりバーコードのバー部分とスペース部分とに対応する二値データに変換する二値化変換手段と、この二値化変換手段により変換されて得た二値データが正常なデータか否かを解析するデータ解析手段と、このデータ解析手段が正常なデータと解析しなかったときに、読取ったバーコード画像の濃度を判定する画像濃度判定手段と、この画像濃度判定手段により濃いと判定されたときにはバーコード画像を淡くするように、また淡いと判定されたときにはバーコード画像を濃くするように、この判定された前記バーコード画像の濃度に応じて前記しきい値のレベルを設定変更するしきい値設定変更手段と、このしきい値設定変更手段によりしきい値が設定変更されたとき、前記デジタルデータ記憶手段に記憶された前記デジタルデータに対して前記二値化変換手段による二値データへの変換を再度行わせる再変換手段とを設けたことを特徴とするバーコード読取装置。
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