特許

J-GLOBAL ID：200903082359112000

帯電部材及び該帯電部材を備えた画像形成装置

発明者： 井上 宏 ,  笛井 直喜 ,  長田 弘行 ,  都留 誠司 ,  谷口 智士
出願人/特許権者： キヤノン株式会社
代理人 (1件)： 近島 一夫 (外1名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願2001-020794
公開番号（公開出願番号）：特開2002-229300
出願日： 2001年01月29日
公開日（公表日）： 2002年08月14日
要約：

【要約】【課題】 直流電圧のみを印加して被帯電体の帯電を行う場合でも、局部帯電ムラの発生を防止すると共に、帯電能力の低下を防止し、かつ長期にわたって安定した帯電特性を維持できるようにする。【解決手段】 弾性層2bと表面層2cとの間の抵抗値を、芯金2aに直流電圧-50〜-1000Vを印加して測定した場合に、測定電圧;直流電圧V1=-50Vのときの弾性層2bと表面層2cとの間の抵抗値をR1、直流電圧V2=-1000Vのときの弾性層2bと表面層2cとの間の抵抗値をR2とすると、R1≧R2であるとき、弾性層2bと表面層2cとの間の抵抗値の変化率AをR1/R2としたときに、A=(R1/R2)<100を満足し、かつ、測定電圧;直流電圧V1=-50Vのときの弾性層2bと表面層2cとの間の抵抗値R1を、R1≦8×10<SP>7</SP>Ωを満足するように、弾性層2bと表面層2cを抵抗調整したことにより、局部帯電ムラの発生を防止すると共に、帯電能力の低下を防止し、かつ長期にわたって安定した帯電特性を維持することができる。

請求項（抜粋）：

被帯電体に接触し、直流電圧の印加により前記被帯電体を帯電する帯電部材において、導電性の支持体上に、イオン伝導機構を有する中抵抗な弾性材料を主体に構成された導電性の弾性層と、前記被帯電体に接触し前記弾性層上に表面処理した導電剤を含有した被覆層とが少なくとも積層されており、前記弾性層と前記被覆層との間の抵抗値を、前記支持体に直流電圧-50〜-1000Vを印加して測定した場合に、測定電圧;直流電圧V1=-50Vのときの前記弾性層と前記被覆層との間の抵抗値をR1、直流電圧V2=-1000Vのときの前記弾性層と前記被覆層との間の抵抗値をR2とすると、R1≧R2であるとき、前記弾性層と前記被覆層との間の抵抗値の変化率AをR1/R2としたときに、A<100を満足し、かつ、測定電圧;直流電圧V1=-50Vのときの前記弾性層と前記被覆層との間の抵抗値R1を、R1≦8×10<SP>7</SP>Ωを満足するように、前記弾性層と前記被覆層を抵抗調整した、ことを特徴とする帯電部材。

Fターム (3件)：

2H003AA12 ,  2H003BB11 ,  2H003CC05