特許
J-GLOBAL ID:200903082359881462

荷電粒子ビーム照射装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 作田 康夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-052563
公開番号(公開出願番号):特開2003-255093
出願日: 2002年02月28日
公開日(公表日): 2003年09月10日
要約:
【要約】【課題】単純な構成で形成されるブラッグピークの深さ方向における幅を増大する。【解決手段】荷電粒子ビーム照射装置1は荷電粒子ビーム発生装置2及び照射野形成装置13を備える。荷電粒子ビーム発生装置2は前段加速器3及びシンクロトロン4を有する。イオンビームはシンクロトロン4から照射野形成装置13に導かれる。照射野形成装置13は、ビーム拡大装置16,ブラッグピーク拡大装置17及びリッジフィルタ24を有する。ブラッグピーク拡大装置17を構成する一対のフィルタ要素は間隔をおいて配置された複数の棒状部を備える。各フィルタ要素はお互いの棒状部が異なる方向を向いて重ね合わされる。ブラッグピーク拡大装置17を通過したイオンビームが各フィルタ要素の通過位置の違いによって生じるエネルギーの異なる3つのイオンビーム成分を含むため、体内で形成されるブラッグピークの幅が増大する。
請求項(抜粋):
加速器を含む荷電粒子ビーム発生装置と、前記荷電粒子ビーム発生装置からの荷電粒子ビームを照射対象部に照射する照射装置とを備え、前記照射装置が、前記荷電粒子ビームを走査する荷電粒子ビーム走査装置と、前記荷電粒子ビーム走査装置で走査された前記荷電粒子ビームによって形成されるブラッグピークの深さ方向における幅を増大させるブラッグピーク拡大装置とを有し、前記ブラッグピーク拡大装置が、前記荷電粒子ビームの進行方向に順次配置されて、その進行方向に対して交差する方向において少なくとも1つの厚肉部をそれぞれ有する第1フィルタ部材及び第2フィルタ部材を備えており、前記第1フィルタ部材及び前記第2フィルタ部材は、お互いの前記厚肉部の一部分が前記荷電粒子ビームの進行方向において交差するように配置されていることを特徴とする荷電粒子ビーム照射装置。
IPC (5件):
G21K 3/00 ,  A61N 5/10 ,  G21K 5/04 ,  H05H 7/10 ,  H05H 13/04
FI (6件):
G21K 3/00 S ,  G21K 3/00 Y ,  A61N 5/10 H ,  G21K 5/04 A ,  H05H 7/10 ,  H05H 13/04 G
Fターム (12件):
2G085AA13 ,  2G085BA13 ,  2G085BA14 ,  2G085DA01 ,  2G085EA07 ,  4C082AA01 ,  4C082AC05 ,  4C082AE01 ,  4C082AG02 ,  4C082AG21 ,  4C082AG33 ,  4C082AG35
引用特許:
審査官引用 (3件)

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