特許
J-GLOBAL ID:200903082377717920

楽譜自動認識装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊丹 勝
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-216013
公開番号(公開出願番号):特開平5-035924
出願日: 1991年07月31日
公開日(公表日): 1993年02月12日
要約:
【要約】【目的】 楽譜情報を簡単で且つ高速化の容易な構成で的確に認識することを可能とする。【構成】 五線間隔検出手段12は、画素分布検出部14、自己相関処理部15、および第1ピーク検出部16を有し、画像メモリ11に格納された楽譜の2次元画像データから横軸方向に存在する画素数の縦軸方向の分布データについて縦軸方向の自己相関をとり、その第1ピークを求めて五線間隔とする。五線位置検出手段13は、5点加算部17、シフト制御部18、フィルタ部19、ピーク点検出部20、および位置検出部21を有し、五線間隔検出手段12で得られた五線間隔に基づいて、前記画素数の縦軸方向の分布データの縦軸方向に各々前記五線間隔ずつずれた5点のデータを加算し且つこの5点を逐次縦方向にシフトして、最大の加算データが得られたときの前記5点の位置より五線の位置を検出する。
請求項(抜粋):
楽譜を2次元画像データに変換し、この画像データから五線データおよび小節線データを除去し、音符および記号を認識する楽譜自動認識装置において、楽譜の2次元画像データから横軸方向に存在する画素数の縦軸方向の分布データについて縦軸方向の自己相関をとり、その第1ピークを求めて五線間隔とする五線間隔検出手段と、この五線間隔検出手段で得られた五線間隔に基づいて、前記画素数の縦軸方向の分布データの縦軸方向に各々前記五線間隔ずつずれた5点のデータを加算し且つこの5点を逐次縦方向にシフトして、最大の加算データが得られたときの前記5点の位置を検出する五線位置検出手段とを具備し、この五線位置検出手段で検出された5点の位置を五線の位置として五線検出を行うことを特徴とする楽譜自動認識装置。

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