特許
J-GLOBAL ID:200903082378384330

電話番号リストのクリーニング方法および装置ならびに電話番号リストのクリーニング処理プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 一色 健輔 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-021743
公開番号(公開出願番号):特開平10-224456
出願日: 1997年02月04日
公開日(公表日): 1998年08月21日
要約:
【要約】【課題】 電話番号リストに基づく実業務を行わずに、そのリストの削除・変更等の更新処理を迅速かつ的確に行うことのできる、電話番号リストのクリーニング方法および装置ならびに電話番号リストのクリーニング処理プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体を提供する。【解決手段】 クリーニング対象の電話番号リストから順番に電話番号を読み取り、第1回目の発呼をアナログ電話網に行って最初のクリーニングを行い、この処理で案内音声が流れていると判断された電話番号について、第2回目の発呼をISDNに対して行うことにより、不使用番号か番号変更なのかをディジタル的に検出するとともに、番号変更の場合には変更後の新番号を取得して、その結果を迅速にクリーニングリストに反映させる。
請求項(抜粋):
公衆電話回線網およびISDNに加入者端末としてのコンピュータを接続し、そのコンピュータを用いて、つぎの(1)〜(7)の処理を行うことを特徴とする電話番号リストのクリーニング方法。(1)クリーニング処理しようとする電話番号リストをコンピュータに取り込み、前記電話番号リストから順番に読み取った電話番号のダイヤル信号を公衆電話回線網に送出して第1回目の発呼を行うとともに、ダイヤル信号の送出動作に対する回線上の反応を監視する。(2)発呼後の所定時間内に呼出音が検出された場合、および呼出音の検出前に極性反転が検出された場合に、ただちに回線を切断し、発呼した電話番号を有効番号として判定する。(3)発呼後の所定時間内に前記呼出音および前記極性反転および話中音のいずれも検出されなかった場合に、回線を切断し、ISDNに対してITU- T勧告Q. 931に規定された回線交換呼の制御手順を発信端末として実行するとともに、この場合の電話番号を着番号とし、伝達能力として非制限ディジタル情報または制限ディジタル情報を指定した「呼設定」メッセージを網に送出して第2回目の発呼を行う。(4)送出した「呼設定」メッセージの呼が受け付けられずに網から「切断」メッセージが転送されてきた場合に、直ちに切断復旧シーケンスを実行するとともに、網からの「切断」メッセージに付帯した情報要素の理由表示をピックアップしておく。(5)網から転送されてきた前記理由表示の内容が「相手加入者番号変更」であった場合に、その理由表示に付帯した診断情報フィールドに記入されている新しい電話番号を取得し、この電話番号を新しい番号として判定する。(6)網から転送されてきた前記理由表示の内容が「欠番」であった場合に、当該「呼設定」メッセージの前記電話番号を無効番号として判定する。(7)有効番号と判定した電話番号と新しい番号と判定した電話番号と無効番号と判定した電話番号とを区別した新たなリストを作成する。
IPC (3件):
H04M 1/274 ,  H04L 29/08 ,  H04M 11/00 303
FI (3件):
H04M 1/274 ,  H04M 11/00 303 ,  H04L 13/00 307 A

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