特許
J-GLOBAL ID:200903082379535358

自動合焦装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 笹島 富二雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-194173
公開番号(公開出願番号):特開平6-046310
出願日: 1992年07月21日
公開日(公表日): 1994年02月18日
要約:
【要約】【目的】映像信号の高周波成分を用いた自動合焦制御において、主領域内が低コントラストとなっても合焦が得られるようにする。【構成】画面中央の主領域が低コントラストになると(S2)、4つの副領域それぞれで高周波成分をデジタル積分させる(S3)。ここで、前記デジタル積分を、水平方向に並ぶ2領域について並行して行わせ、2領域のデジタル積分値を転送してリセットした後、次の2領域についてデジタル積分を行わせる。そして、最大のデジタル積分値を得た副領域を合焦対象領域として合焦制御を行わせる(S4,S5)。副領域で合焦されると(S6)、再度主領域でデジタル積分を行わせ(S7)、主領域内が高コントラストになっている場合には(S8)、主領域を合焦対象領域とする通常制御に移行させる(S11)。
請求項(抜粋):
光学像を映像信号に変換する撮像手段と、該撮像手段から出力される映像信号の高周波成分を抽出する高周波成分抽出手段と、該高周波成分抽出手段で抽出された高周波成分を、前記撮像手段による画面内の限定された領域でデジタル積分するデジタル積分手段と、該デジタル積分手段で得られる合焦対象領域のデジタル積分値に基づいてフォーカスレンズ群を駆動するフォーカス制御手段と、前記デジタル積分手段が高周波成分をデジタル積分する限定された領域として、1つの主領域と複数の副領域とを設定すると共に、前記デジタル積分手段で得られるデジタル積分値に基づいて前記1つの主領域及び複数の副領域の中から前記フォーカス制御手段における合焦対象領域を選択する合焦対象領域選択手段と、を備えた自動合焦装置であって、前記副領域が、画面の水平方向に沿って同一の走査線を含む領域が偶数個並設される領域群を垂直方向に複数備えてなり、前記デジタル積分手段が、副領域を対象とする高周波成分のデジタル積分を、1画面当たり、垂直方向に一定の間隔をもって並ぶ複数の領域群それぞれについて水平方向に並ぶ2領域ずつ行うことを特徴とする自動合焦装置。
IPC (3件):
H04N 5/232 ,  G02B 7/28 ,  G02B 7/36
FI (2件):
G02B 7/11 K ,  G02B 7/11 D

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